Inspiration, I need dreams

音楽探求は飽きない。アルバム1枚、1枚が自分の人生観を形成する。音楽は僕の唯一の友だ。…

Inspiration, I need dreams

音楽探求は飽きない。アルバム1枚、1枚が自分の人生観を形成する。音楽は僕の唯一の友だ。終わりまで。

最近の記事

Angel of Harlem

記事のタイトルはU2の『Rattle And Hum』収録の感動的なバラード。 ビリー・ホリデイが歌詞に登場する。 Wikipediaでビリーの生涯を読んで、その壮絶な生き様を知った。今更ながら。 その昔、フランスのアーティストで、Alex Gopherの『You My Baby & I』のCDを買い、狂ったようにリピートして聴いていた。 その中の一曲に「The Child」という曲があり、ビリーの「God Bless The Child』がサンプリングされていた。 それが自

    • 年甲斐もなく、駅の連絡通路でスマホ片手にシャッターを切りまくりました。Buck-Tick櫻井敦司さんは永遠。アルバム『Six/Nine』以降のファンです。

      • プログレ、何でこんなにワクワクするのか!曇ケ原、最高にいいな。時代錯誤感が凄い。

        • 新たな挑戦。世の中には様々な音楽が溢れている。

          知覚の扉

          今夜は短めに。 オリバー・ストーン監督の『ザ・ドアーズ』を観たのは1991年の冬だったと記憶している。 大学で同じクラスの女の子を誘って、新宿の映画館で観た。 途中、「やってくれたな」というシーンが多数あり、その子の隣で、初デートにこれをチョイスした自分を呪ったものだ。今なら全然気にせず、茶化せるのだけど。男子校3年、浪人1年後のウブな野郎でした。 しかし、この映画には、その後の人生において様々な効果を与えられた気がする。 そのあたりはまた気が向いた時に。 ヴァル・キルマー

          今夜、僕は何になればいい?火消し?それとも曲芸師?

          と言うわけで、タイトルはプリンスが1998年くらいのインタビューで言っていた言葉だったと記憶している。 クロスビート誌だったと思う。 長年、ファンをやっていると、感覚が麻痺してきてしまうのか、プリンスが放つメロディや歌詞、言葉全てに心を動かされてしまう。 1992年にはSexy MFという激アツなシングルを、これまた激アツなアルバム『ラブ・シンボル』のファースト・シングルとしてリリースしていて、このSexyとMFという、およそ常人では思い付かない組み合わせをしてきたのだか

          今夜、僕は何になればいい?火消し?それとも曲芸師?

          巡る

          最近は何か新しいアーティストよりも、昔のアーティストのアルバムばかりを掘り返している。 ローリング・ストーンズ、ビートルズ、デヴィッド・ボウイ等々。 洋楽道に入ってからもう40年が経つ。 もうビルボードチャートを追いかけることも、売れているからというだけで飛びつくことも少なくなった。 子供の頃に苦手だった食べ物が大人になってから突然好きになったりするように、音楽もリリース当時に聴いてピンと来なかったものが、突然、体に染み込むように入ってくることがある。 ストーンズの『

          最近のU2さん

          期待した割に…というのが正直な感想。 プリンスも1999年あたりだったか、自身の楽曲を全て再録してリリースするという計画を立てていたようだが、『1999 New Master』が不発に終わり、企画倒れに。(良かった) たぶんテクニック的には若い頃よりも成熟しているはずだから、視野も広くなり、楽曲に深みが出るのだろうなと予想したのだけど、やはり、Rockって、若さ、衝動が重要な要素なのだと思う。 それはリスナー側にも言えることなんだけどね。

          エルヴィス&ニクソン

          昨年、Amazonのタブレットを不注意で壊してしまい、ブラック・フライデーのセール期間中に新しいものを購入した、のだけど、結局、開封したのは昨日だったという、年々、動作が遅くなっている今日この頃であります。 最初の一本目は、この記事のタイトルの映画ではなく、『マイ・ブロークン・マリコ』という邦画でした。(原作を読んでいたもので) それについてはまた別の機会にするとして、その次に『エルヴィス&ニクソン』を観ました。 エルヴィスの楽曲は一切出てきません(空港でモノマネの素人

          エルヴィス&ニクソン

          Inferno Gate 〜煉獄の門〜

          Jwaveを聴いていたら、突然、パワフルな演奏が。この投稿のタイトルの曲だった。 調べると、五条院凌という女性ピアニストの楽曲であった。 先週ようやくCDがリリースされた。 最近、街角にあるピアノを超絶技巧で弾くのが、流行っているのだろうか?この人もそんな感じに思える。(よく調べていない) デジタルサウンドと生ピアノの融合。 使い古された組み合わせゆえに、センスがないと陳腐なものになってしまうが、この人の作るサウンドはダイナミックレンジが広い気がする。 しばらくは夜の

          Inferno Gate 〜煉獄の門〜

          土を喰らう十二ヶ月

          曇りからポツポツと雨模様の空になった休日の日曜日の午後、新宿ピカデリーにて、久しぶりに映画を観た。 原作は水上勉さんの『土を喰う日々-わが精進十二ヶ月』とのこと。 なぜ観たのか? YouTubeでたまたま観た映画の宣伝だったか、Yahoo!ニュースの記事からだったと思うが、沢田研二さんが出ていなければ観ていなかったと思う。 生き様をさらす。 まさにそれを体現している沢田研二さんの生き方がいいのか悪いのか、五十を既に過ぎた今も、恥ずかしながら分からないが、ただ憧れていると

          土を喰らう十二ヶ月

          ロックと歳

          29から48歳。 インターネットを始めてからちょうど20年間が過ぎた。 あっという間だった。 この20年間、学生時代に買えなかったCDをたくさん買って聴きまくった。 そして、2019年を迎えて、ビリー・アイリッシュ、東京初期衝動に驚き、感動した。 フランスの、とある機関の調べでは、新しい音楽を求めなくなる「音楽的無気力」になる年齢があると言う。 それが正しいかどうか分からないが、ライフスタイルが就職や結婚、家族が出来る(失う)などのライブイベントで変化すれば、多く

          東京初期衝動

          出会いはTwitter上にて。 掟ポルシェさんをフォローしていたら、「しーな 」さんがタイムラインに登場するようになり、そこから東京初期衝動を知る。 タワレコ渋谷でファーストシングル『Virgin Suicides』を買い、「再生ボタン」に夢中になり、ファーストアルバム『Sweet 17 Monsters』に打ちのめされ、今に至る。 もしも、「しーな 」さんが27歳で亡くなったら、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、ジャニス・ジョップリン、そしてカート・コバーンや尾崎