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東京初期衝動

出会いはTwitter上にて。

掟ポルシェさんをフォローしていたら、「しーな 」さんがタイムラインに登場するようになり、そこから東京初期衝動を知る。

タワレコ渋谷でファーストシングル『Virgin Suicides』を買い、「再生ボタン」に夢中になり、ファーストアルバム『Sweet 17 Monsters』に打ちのめされ、今に至る。

もしも、「しーな 」さんが27歳で亡くなったら、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、ジャニス・ジョップリン、そしてカート・コバーンや尾崎豊、またはジャン・ミッシェル・バスキアになぞられるかもしれない。

存在自体がロックしているから、本当に稀有で素敵すぎるのだ。

看護師をしながらアルバムを出したことも驚異的だし、その努力たるや称賛に値する。

過激な言動、過剰な行動は真面目さの裏返し。

バンドはメンバー間の化学反応がいかに起こるかで、個々の才能以上のものが生まれると思う。

『Sweet 17 Monsters』には、確実に化学反応による大爆発が起こっている。

「再生ボタン」、「高円寺ブス集合」、「黒ギャルのケツは煮玉子に似てる」、「BABY DON'T CRY」を聴けば、今までありそうで無かった、コロンブスの卵的な日本のロックであることを感じられるだろう。





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