わかりやすいのはどれ?
売上進捗報告ー数字の乱用
売上進捗確認の際によく用いられる週次、月次、年次の売上比較表。
上司に言われて先日久々にこの様式の売上報告を作った。
以前はよく使っていたこういった売上サマリーだが、
Power BIのダッシュボードを使い始めてからというもの、
数字の羅列だけでは状況の把握に戸惑ってしまうことが多い。
これに代わるものとして、売上ダッシュボードでは下記の二つのチャートを
組み合わせて使うことが多い。
ウォーターフォールチャート
前年との比較をビジュアルで見せるとすると、下記のような
ウォーターフォールチャートというものを使うことができる。
こちらは別のデータを拝借してつくたものだが、
前月と今月の売上比較をしており、一見してどのカテゴリーの
売上が先月より伸びているかがわかる。
数字の羅列より直感的に把握できるビジュアルの一つとなり、
売上把握にはもっていこい。
時系列でのラインチャート
ウォーターフォールチャートに追加して、下記の時系列のチャートを
見ることで全体の流れを見ることで、ある一時の売上把握ではなく
全体の流れと今後の動きを予見できる。
こちらはとてもシンプルなチャートなので、ほとんどの方がつかって
いるものかとも思われる。
Power BIではこの時系列のチャートがそれぞれのカテゴリーでも
クリック一つで見られるので、さらに詳細に落とし込むことも可能。
この二つのチャートをもってすれば
数字の乱用に出会うことなく、売上把握ができることとなる。
ただ結局は慣れ・・・
一番最初のエクセルの資料が悪いということではなく、
上司のようにあの表でなくては、数字の把握をしたくない人も
いる。
ただ、視覚で数字を理解することは大きなメリットがあるし
効率の面でもピボットをこねくり回すよりは一発で出てくる
ダッシュボードを使ったほうが、資料作りも格段に楽に
なるため、上司にビジュアルでの売上把握をいかに促すか
というところが直近での最大の課題となっている。
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