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【2023/07/04(火)】それぞれの結婚式

(担当:システムエンジニア)※フランス出身

気づいた方もいるかもしれませんが、先週と先々週は3日間休ませていただきました。
実は甥っ子の結婚式のためにフランスに行ってきました(甥っ子なんですが、実は私との年齢差はたったの6年しかないです)。
去年招待された時に、甥っ子に「行きたいけど難しそう」と伝えて、行かないことに決めていました。やはり長い休暇を取るのはご迷惑になると思っていたし、コロナ禍の後でも飛行機はまだ高いので、ちょっと難しいと考えていました。

これまでフランスに帰る時は、クリスマスの時期に10日ほど滞在していました。自分の家族や友達の住んでいる場所がバラバラなので、10日間でも全員と会うのは難しくて、毎回悔しい思いをしていました。

ですが、考えてみると、今回は甥っ子の結婚式に会いたい家族のほとんどが出席する予定だったことに気付きました。
そして、結婚式の場所を詳しく確認してみたら、親しい友人が10分ほど離れた場所に住んでいました。結婚式の場所はかなり田舎にあったので、この偶然に驚きました。そこで、週末だけでもフランスに行って家族や友達と会う機会となって、結局今年の3月に行くことにしました。
お天気がすごく良かったし、結婚式の場所も素敵だったし、久しぶりにみんなと会うことができてとてもよかったです。

せっかく結婚式の話なので、フランスと日本の結婚式の気づいた違いについて少し話したいと思ます

・まずは時間や流れについて :日本ではよくありそうなパターンは挙式と披露宴をあげて、二次会もあればゲストと居る時間は5・6時間ほどみたいで、1日で終わります。
フランスではまずはみんなが午前か昼の時に市役所に集まって、結婚の法的な公開発表に出席します。その次、教会か挙式の場所などに移動して挙式に参加してから、披露宴の場所に移動します。普段結婚式は土曜日に挙げて、披露宴・パーティーは日曜日の朝5時までやるのが珍しくないです。
そして、少し休んでから参加できる方は日曜日の昼頃にまた集まって軽いランチに参加して、そのあとに解散になります。

・次は結婚式の場所の違いについて:日本ではホテルや結婚式専用の場所によく行われているみたいです。
フランスではその結婚式専用の場所が特になくて、よくあるのは、田舎にあるお城などをレンタルすることです。お城だと言っても、場所やレンタル料金などは幅広くて、すごく高級ではない結婚式でも素敵な場所をレンタルできます。

・ゲストの服装について:フランスにフォマールや固い結婚式もあると思いますが、基本的に日本のほうよりカジュアルな感じとなって、カラフルなスーツやドレスなどは普通です。実は今回は普通のショートパンツとTシャツを着ていた男性ゲスト二人を見かけました(笑)。
日本と比べたら、服装のマナーはすこしずつなくなってきて現在あまりないと言えると思います。

・最後にお祝い金について:フランスにもお祝い金ありますが、日本より義務感はないし、そして贈る金額は特に決まっていないです。贈れる方は贈りますが、少ない金額でも構わないです。

纏めは特にないですが、結婚式の話は以上です。
※ 写真は今回の結婚式の場所でした、とてもきれいでした!