今自分ができることを、そしていつも通りでいること

こんにちは！
鈴木綾恵（あやえ）です。

元旦からの能登半島の地震、
そして航空機の事故と
とてもショッキングなことが
続いていますね。

まずは、亡くなられた方々の
ご冥福をお祈りすると共に
少しでも早く事態が収まること
を願っています。

そしてこういう時って、
ニュースを見ている周りこそが
強く不安になったりしますよね。

わたし自身も
不安を感じていないわけではなく…
昨日は一旦、
自分のケアに努めました。

そんな中、
思い出したことがあったので
書いてみようかと思います。

自分がどうするべきか
考えている方に
少しでも参考になったら幸いです。

○

東日本大震災の時、
わたしはそれこそ
気が動転しまくっていました。

当時はアニメ系のショップで
働いていて、

「こんなとんでもない状況なのに
営業をするなんて頭がおかしい！」
と職場に噛みついていたんですね。

ニュースを見ては不安になり、
自分の親族たちが東北地方に
住んでいたり、

実際に自分も大きい揺れを
体感してはいたので、

もう普通に仕事をするのが
ただただ恐怖でしかありませんでした。

なんでみんな普通に
出勤しようとするのか

当たり前に出勤しろって言うのか
正直、怒りを感じていたんですよね…。

でもそんな時に職場の先輩が

「わたし達はわたし達で
できることをやるしかない」
「このお店が必要な人が今目の前にいる」

「自分たちが活動しなくなってしまったら
本当に誰もが生活できなくなる」

と言ってくれたんですよね。

当時のわたしは
完全に不安が消えることは
正直なかったですが…

その言葉で少し冷静になれて、
「少しでもいつも通りでいよう」
って思えたりしたんですよね。

今思い返せば、
そんな状況だからこそ

好きな物を諦めたくない
好きな物に触れて
少しでも安心したい

明日が来ることは当たり前じゃない
だから後悔したくない

というお客さんは
多かったんじゃないかなって
思うんですね。

そんな目の前のお客さんの
不安のために

少しでも力になれたことは
嬉しいことだったなって
改めて実感したりしたんです。

だからこそ思うのですが、

「いつも通りでいること」
は決して悪いことではなく、

きっと巡り巡って
自分や誰かのためになると
わたしは思っていたりします。

ですが、自分の身をもって、
不安に流されないこと、
いつも通りでいることって

本当に難しいことだなと
改めて実感しました。

なので不安が強い方は無理せず
まずは自分のケアに努めてくださいね。
（わたし自身もそうしました。）

でも心の片隅に
「いつも通りでいることは
決して悪いことではないよ」

って思っていてほしいなと
安心してほしいなと

そんな思いで
今回の記事を書いてみました。

それに元旦に
このようなことが起きたことで、

何か試されているのかもしれない…
という感覚が自分の中にありました。

今自分ができることを
とにかく集中してやっていくしかないんだ
と身の引き締まる思いです。