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オールドレンズの使い方をひらめいた!

まさきです。
来週から更に気温が下がり、寒くなるという事で、写真撮影にはつらい時期ですね。
なんと朝は3℃、場所によっては氷点下になるそうです。ひぇ~
夏場ほどではないですが、かなりつらい季節になってきました。
寒い中で撮影をすると、手が、身体が、頭がぶるぶる震えるわけです。
手はかじかむし、痛くて、痛くて、感覚無くなってくるし。
といっても撮影をしないという選択肢はないので、撮っていくのですが。
春や秋に比べたら寒いわけです。
そこにいるだけで体力を消耗していきます。
そのため、なるべく体力を消耗せずに撮影がしたいのが本音です。
どうしたらいいのか?
ぼ~と考えていたわけです。
レンズは1本にして、余分な物は持って行かない。カメラも荷物も最小限に。あとは何かないかな~。
移動に時間をかけないなら近場だなとか。防寒対策しすぎたら着ぶくれして肩がこるからスポーツ系の服でいこうかとか。
いろいろ考えるわけです。

そこでふっとある事に気が付きました。
最近オールドレンズを買いまして、ウキウキなわけです。
そのオールドレンズがCannonのFD50mm f1.4 s.c.cというフィルム時代のレンズです。
世界初、カラーフィルム用に設計されたシリーズがFDシリーズ
その中でもFD50mm f1.4 s.c.cはかなりの人気があったそうです。
オールドレンズとなった今でも人気が続いているような。
フィルム時代のレンズです。
フィルムカメラは、まず液晶画面が無いですよね。
撮ったら撮りっぱなし。
現像するまで確認ができないのが特徴です。
つまり、現像で始めて良い写真かどうかが分かるわけです。
それいいな!と思いました。
ぼくは、フィルムカメラをガッツリ使ったことが無いです。
小さいころ、父が持っていたカメラをお遊びで撮っていただけで、現像はしていないですし。
撮るんです、、、だっけ?
写ルンですだったかな?を母に買ってもらってひたすら撮っていた覚えしかないです。
それも現像していないので、なにを撮ったかな?お花だったかな?と言う感じ。
そのため、ガッツリと触っていない。

で、新しい撮影スタイルとしてはファインダーのみを覗いて、ひたすら撮る。
ただもくもくと撮る。
液晶で確認なんかしない。ファインダーだけで撮る。
そうすることで、何が撮れたか。どんな風に撮れたかのドキドキ感であったりとか、ワクワク感であったりとかが味わえるのではないかと思うんです。
それとやはり、疲れるんですよね。
いちいち液晶を確認するのって。
ピーカンの時だったら見えにくいし、寒い日や暑い日はその場にいるだけで体力、気力を消耗していきますのでスピードとテンポがカギとなってきます。
そんな時期は、液晶を見るだけで体力も消耗してあまり撮れないということが多々あります。
だから液晶画面を見ずにファインダーのみでさくさくと撮るスタイルは、厳しいい時期に、合った撮影方法なのではないかと考えたわけです。
さくさく撮れるからね。普段より撮れる枚数は多くなりますよ。

問題点は、いい作品が撮れるか?ですよね。
たくさん撮れるのはいいけれど、すべてイマイチになったら、意味ないんじゃないかなって?
当然の疑問だと思います。ぼくもまだ撮影していないので感じた疑問です。

そこで登場するのがオールドレンズです。
オールドレンズは、フィルム時代のレンズなので、この撮影方法の雰囲気だしだけでなく、もう1点メリットがあります。
「ぼけたり、にじんたり、フレアが起こったり、しっかり綺麗に撮れないところ」
今のカメラは優秀です。
適切な設定をしていたら、ばっちりきれいな写真が撮れます。
ただ綺麗すぎるんです。はっきりしすぎる。記録写真ならいいでしょう。でも作品となると外しが必要になります。
それは、にじみであったり、ぼけぐあいであったり
外しがいる。
ですが、キレイに撮れるカメラではずしをするのは至難の業です。
プライド高い優等生にあえてテストを間違えろといったら怒り出すのと一緒です。
難しいのです。
だからこそ液晶を一回一回みながら、こういう感じで撮れば作品として面白いのじゃないかと構成していくのです。
綺麗すぎるがために、ファインダーだけでサクサク撮っていたら、キレイな写真を大量生産するだけで終わってしまいます。
しかし、オールドレンズは違います。
個性豊かです。個性も行き過ぎれば劣等生です。
にじむし、ボケるし、フレア起こすし。散々です。
いうなら赤点撮るし、喧嘩するし、無断で教室を出ていくようなヤンキーです。
しかし、たま~に素晴らしい作品が撮れる。人の琴線に触れるようなじわじわと良さが感じられる作品が撮れる。
ヤンキーが、気まぐれで野良犬を助けるのと一緒です。
たま~に良いことして、評価されるのです。
世の中理不尽です。

そんなわけで、まとめです。
面白い撮影スタイルを思いついたと
それは、オールドレンズを使って、ファインダーだけで撮ると。
液晶は見ない。レタッチの時に初めて分かると。
オールドレンズだからこそできる方法なのではないかと思っていると。
今度作例をだしますので、ぜひ、見てほしいです!
それでは、今日もありがとう!
お互い良いカメラライフを!
またね!

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