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(写真上達!)絞れ

まさきです。
みなさん写真は続いていますか?
ぼくは、1月の写真集を絶賛制作中であります。
この前言っていたフィルムカメラ化の手法を使い、岡山市でフォトウォークをしてきたのでそれを写真集にしております。
もうすぐ完成しますので、ぜひ楽しみにしていてください!
さて、今日はF値についてです。
F値は解放すればボケますし、絞ればたくさんの被写体にピントがあいます。
F値を解放するとボケるので、被写体1つを強調したい時につかえますよね。
逆に絞ると画角全体にピントが合うので、風景写真など広角撮影に向いてしますよね。
どちらも素晴らしいのですが、今回はF値を絞るメリットについてお話したいと思います。

まず絞るメリットの前に、F値を解放するメリットについて紹介したいと思います。
開放するというのはそのままで絞りバネを開いていく。
値で言うならF2やF1.8などF値も小さな値になります。
メリットとしては先ほどもお伝えしましたが、ピント以外の場所がボケるので、メインの被写体を強調しやすくなります。
このボケ感というのは一眼レフカメラの特徴であり、スマホではまだなかなか難しい表現になります。
というのもスマホは基本広角なのでボケにくいんですよね。
広角よりも望遠の方がボケます。
しかし、このボケ感が良いからと言ってそればかり撮影していると写真が下手になります。
ボケの写真というのは、日の丸構図のように被写体が中心にドン!まわりがボケて明るい!以上
そういった感じです。
インパクトはありますし見ていて綺麗なのですが、それがつづくと構図的に飽きてきますよね。
被写体は違ってもさっきと一緒だなと思うわけです。

あと、ぼかすという事はごまかせるんです。画角内の整理が出来てなくてもボケているのでいい味になってごまかすことができます。
そこが写真上達において、あまり良くないところです。
写真が上達するというのは、構図の表現が上手くなるという事です。
いくらボケ感が好きだからと言って、同じような写真を撮りまくってもそこから上達していくのは難しいのです。

それでは逆に絞るとどうでしょうか?
F値を絞ると、画角内の被写体にピントがあいやすくなります。
F16などですね。
メリットとしては「構図の表現がうまくなる」のが1番にあげられます。
開放時よりもピントが全体に合っている状態なので、見せたくないものまではっきりくっきり写し出されてしまいます。
そのため何を写して、何を切り捨てるのか、どう撮るのか。
撮影者の腕が試されます。
開放での撮影は極論でいうと誰でもキレイに撮れます。
しかし、絞り込む撮影は構図のバランスを考え、どう表現していくか考えて、撮影する必要がある。
この考えながら撮影する事が大切なのです。
何も考えず、ただひたすらボケ感ばかりを撮っていても意味がないのです。
構図で相手の心を惹きつける必要があるのです。
そのためにも、絞り込んで撮影する方法はとても有効だと思います。
ぜひ、試してみてください!
それではここまで読んでくれてありがとう!
お互い良いカメラライフを!
またね


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