そうだったのか節分

 「季節を分ける」略して「節分」。旧暦では、大晦日のことを指し、古くから大切にされてきた日である。
 「鬼は外」と豆を撒くが、そもそも鬼はなぜあのようなスタイルなのか?日本では、北東の方角を古来から忌み嫌っていた。北東、つまり丑と寅の間の方角ということで、うしとら、ウシのような角とトラのような柄のパンツを履いた姿となっている。
 節分といえば、2月3日のイメージが強いが今年は125年ぶりに2月2日である。

 なぜ今年の節分は、2月3日ではないのか?
これは私自身知らなかったが、節分は立春の前日という立ち位置らしい。
 これは地球がきれいに365日で公転(太陽の周りを1年ほどかけて1周すること)していないことによる。例えば、1年が365日ではなく、4年に一度は閏年が設けられ、1年が366日になる。だが、それでは逆に多くなりすぎるため、100で割り切れる年は、閏年が設けられない。このように、1日増やしたり減らしたりして調整をしている。
 これと同じように、ズレを調節する意味で今年の立春は2月3日になる。そのため、節分が2月2日なった。

 そういえば、人間に対する睡眠の実験で太陽光を浴びない部屋で、眠くなったら寝るという生活を送ると、生活周期は25時間に近づいていく。地球の1日のサイクル(自転)は24時間なのに、人間の1日のサイクルは25時間なのだ。1日が25時間サイクルの星といえば地球ではなくて、火星。人間は、火星から来たのか?(独り言)


 ちなみに、来年からは節分が2月3日に戻るが、2025年は節分がまた2月2日である。

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