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【考察】法の下の平等、法の上の格差。

 2023年6月23日(金)。22時28分。

 こんにちは。井上和音です。もう書けないかと思った。書けなくて良いんじゃないのと思った。

 ツイッターを見てみれば終わる話。

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 「WiFi と Xperia1 IV と WF-1000XM4 とYouTube Premium に課金すれば一生遊べる。SONY と Google 恐ろしや。Google が「早くこっちの世界へ来なよ! 僕の見ている世界を君にも見せてあげるよ!」と言っている感じがすごい。」

 「もしかしてこれくらいの豊かさが今の高校生のスタンダード?」
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 はい。私は高校生ではありません。それはいいとして。

 WiFi と Xperia1 IV と WF-1000XM4 とYouTube Premium ですよ。中身を商品名では無くて役割の名称で表すと、通信設備と最高品質のスマートフォンと最高品質のイヤホンと最高品質の音楽ストリーミングサービスですね。NTT と SONY と SONY と Google ですよ。それぞれ最高なものを揃えてみたら世界が広がったと言うよりかは、今までの世界は何だったんだというレベルまで来ました。

 WF-1000XM4 もイヤーピースが合っていないことが分かりました。電車の中ではノイズキャンセリングのはずが騒音が聞こえてきてしまい「もしかして買ったのは失敗でしたか。Kindle Oasis 以来の失敗ですか。あーあ」という感じでしたが、家に帰って Xperia1 Ⅳ で色々と設定をしていたところイヤーピースが合っていませんでした。一番大きなイヤーピースに変えました。その他いろいろ、設定も変えました。対応するアプリも YTmusic や YouTube も入れまして。イコライザーなんかも持っているウォークマンと同じようなイコライザーにして。

 さてさて。聞いてみました。

 やっべえなこれは。

 WF-1000XM4 も着けるだけで勝手に Bluetooth に繋がりますし。イヤホンをちょんちょんと押すだけで音楽の停止等の操作が可能です。イヤホンを着けると勝手に電源が入り、「充電率は約100%です」とか自動音声が流れてきます。

 そういう時代性はいいから、本質である音質はどうなんだという話ですが。まだ電車に乗っていないので分かりませんね。

 それよりも家で操作しながら驚いたのは、YouTube Premium ですよ。YouTube Premium を Xperia1 IV と WF-1000XM4 で聞いたら全ての動画が映画館級の音質で聞こえてくるわけですよ。「この音質ならば納得だな。家の中ならね」と元ウォークマン信者は思っていました。この音質ならばいいや。さて音楽の冒険でもしてみよう。テーマである偶然性は発揮されるのだろうか。

 YouTube Premium はやばい。Google の真の怖さを知った。歌詞なんかも普通に表示される。YouTube に存在する全ての Nightcore が自分のものになる。PC から聞こえてくる音質ではなくて、全てがスタジオかコンサートホールで聴いているかのような音質になる。全てがだ。YouTube に存在する全てがそうなる。音楽で言えば、元音源だけでなく、インターネットという曖昧な世界に縦横無尽に散らかったアレンジの数々。それら全てがスタジオになる。

 大変なことですよこれは。言ってしまえば法律も何もない。著作権も何もない。Google は遥か未来を見ています。「著作権とか言ってアレンジを除いたら人間の可能性を否定しちゃうでしょ。法律よりも自由な創造性を私は重視します」と言われているような気がしました。

 もしかして、自分の言った通りに親なりがお金を出してくれる高校生辺りは、WiFi と Xperia1 IV と WF-1000XM4 とYouTube Premium がお金を入れなくても標準装備であって、実はこの環境が普通だったりするのですかね。ずっと遊べますやん。考えてみればもっともっと上があるのかもしれない。DAZN とか入っているのが当たり前とかそういう世界線もありえそうです。「テレビなんて観てないよ。バラエティ番組のクイズとか誰に向けて放送しているのだろうね。U-NEXT とか YouTube とか家族で観てるよ」とか言うのが現代のスタンダードなのでしょうか。

 怖いな。これが人類の進化の最前線か。いや、もっと先があるのだろうと思う。大事なことは進化を全て受け入れる姿勢では無くて、その進化がちゃんと自分に益をもたらしてくれるかをきちんと判別する冷静さだとは思う。

 益をなしていないと感じたら容赦なくサブスクを解約する勇気は持ちましょう。

 著作権とかの話が出たけれど、少し前に思い付いた言葉遊びのような文章を置いておこうと思う。

 法の下の平等、法の上の格差。

 著作権を厳しく取り締まって、YouTube等にアレンジ音楽を出すのを禁止にしたり、YouTube で歌詞を見れるのを取り締まったりしたらどうなるのだろうか。そういう未来もやって来そうな気はするが、今は取り締まっていない。「後から取り締まられても、事後法ということで Google は自由にやらしてもらいますよ」という感じなのかもしれない。Google は可能性を見ている。曖昧な法律の上に立って自由を多くの人と共有して船旅を進めている。

 曖昧さ。これも前に書いた。ツイッターを見てみよう。

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 「曖昧なのが寛容な社会を作る上で大事で、その曖昧さをずる賢く使わず倫理感を持って逐一判断するのが大事なのかなとか思いました。」
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 これですね。曖昧さが無くなって厳しく線引きさせたら途端に嘆く人が出てくるらしいです。詳しくは無いからあまり深入りは出来ないけれど、消費税法改正に伴うインボイス制度とか。今さら嘆いても仕方がないとは思いますが、適格証明書を税務署に出すことが必須になるというただそれだけなのですが、今まで免税されていた方も曖昧さが取り除かれて利益が出た分はきっちりと消費税を払うことになります。必要経費など無い個人事業主の皆さんや、サプライチェーンの権利を得ている人などは今年から税額負担がはっきりとしたものになり確実に重くなるわけです。しっかりと線引きをした結果、ずるい人はいなくなりますが。ずるいと言ってはいけない気がしますが、曖昧な状態だった人がいなくなるわけです。深くは分かりませんが、きっちりと線引きすると実は個人にとってあまりに重荷なのが法律というものの本性らしいです。

 インボイス制度がどうのこうのとかは詳しくも無いし関係も無いので言いません。ただ決められたことをやることしか頭にありません。

 自分の頭の中にあるのは著作権の曖昧さくらいでしょうか。曖昧なのでどうしたらいいのか分かりませんが、Google の方針は。というか Google の未来予想とでも言いましょうか。Google の未来予想は著作権でアレンジを止めようとしても止めることの出来ない未来がやってくると予想していそうです。Google はもしかしたらアメリカ本土よりも自由を愛している会社なのかもしれません。Google というよりかはアルファベットですか。インターネット空間が自由に見えるのはアルファベットが自由な方針でインターネットサービスを展開しているからなのかもしれません。私も YouTube Premium でしっかり遊んでやろうと思います。感動を探す旅はまだまだ始まったばかりなのかもしれません。
 
 

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