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歳を取るにつれて給与は増額していくので、若いうちにお金を出費したほうがいいという判断は正しいのだろうか。

 2023年6月10日(土)。21時12分。休みの日。

 こんにちは。井上和音です。

 同じような毎日が続いていて刺激が欲しいなと思いつつも、いざ刺激が目の前に来ると「すみません。平穏な毎日を返してください」と思ってしまうことが今日思ったことですね。

 あまり書きたくはないですが、ポケモンカードで詐欺にあいました。

 怖いので内容は避けておきますが、とりあえずは消費生活センターに相談・通報することに決めました。

 ショックですね。もう何も言いません。書きたくもないですね。ポケモンカードも見たくないくらいですね。好奇心より恐怖心のほうが増している普通の人間です。

 ウキウキで買ったのにな。言ってはなんですが、またお金が浮きました。

 言っていいのですかね。言ってみると、お金を無くしたわけではありません。取引前に気が付きました。色々とおかしな点があったので調べてみると……。という感じで。会社も、会社があるとされている住所も全て架空のものでした。

 手に入らないと考えると……いや。それよりも。何も言わないほうが身のためですね。

 愚か者。

 別に詐欺に気付く前だったのですが、ダーウィン事変という漫画を買いました。こちらは詐欺ではないです。本物です。ちゃんとKindleで読んでいます。もう全巻揃えましょうか。2巻まで買ったのであと3巻です。もう買っていいでしょうか。

 ダーウィン事変は面白いのですが、もうちょっと思想の根源にあるものが現実的だったらもっと面白かったかもしれません。いや、私程度で何を批判しているのだ。

 別に今日は勉強したい気分でもありませんでした。なんとなく、昨日のポケモンカードのサイトといい、友達と情報を共有していたほうが人生って楽な感じで進んでいくのではないかと思い、久し振りに友人に電話しました。

 私の友人は凄いんです! 私の周りの人は凄い人ばっかりなんです! みたいなことをまくし立てれば立てるほど、「で、あなたは?」という虚しさが襲ってくることがありますが、そうですね。私の友人は凄い人が多いですね。

 いつの間にやら友人の友人は、いや、一応は私の友人に属するであろう友人は転職して EY Japan に行ったそうです。そもそも EY Japan って何と思った世間知らずな私は調べてみると、世界監査法人のBig4 の一つでした。もうホームページの創りからおしゃれな感じでした。統合失調症になる前の就職活動時の自分だったら羨ましがることこの上ないと思う雰囲気でした。今は、まあ、頑張ってほしいと思っています。多分彼ならなんなくこなすでしょう。

 私は今のままでまあいいやとここ最近は思ってきているので、ダメですかね。やっぱり正社員なり凄い資格なりを取らなければいけないのでしょうかね。

 ポケモンカードを集めるのを趣味にしながらゆるゆると読書して、その日に思ったことや思い付いたことをつらつらエッセイに記していくだけでも充分幸せだとは思っています。要はこの生活が一体いつまで続くかですね。そもそものポケモンカードを集める趣味が今日一日で座礁ざしょうしてしまうという悲しい現実がそこにはあるのですが。

 職場の職員さんに「年を取れば勝手に給料は上がっていくから若いうちにお金を使うべきか」と問うたところ、「いや、転職とかあるかもしれないから少しくらいは貯金したほうがいいよ。でも人にるよね。俺は美味しいものをたくさん食べたいから若いうちから使っていたけれど」との答え。

 ポケモンカードにお金を使っていいものかと問うたところ「俺はその魅力が分からないから何とも言えないけれど、そこそこお金があればまあいいんじゃない」と答えてくださいました。

 そのあとでのこの詐欺ですよ。虚しさが半端じゃないですよ。欲しいと思った欲求を満たすためにウキウキで買ったのに。逆にもう欲しく無くなってしまいましたよ。なにか、なんとなくですけれども何も持っていない大人になってしまいそうです。

 このブログぐらいしか無いですね。果たしてこうやって記録を続けていくことに何か意味はあるのか。意味はあると思いますけれども、失われた時間は何かで埋め合わせることは出来るのか。しかしながら、その時間を有効に使えていたかと問われれば、全く使うことは出来ませんでしたと、今の時間の使い方のほうが有益だという判断に達してしまいます。

 メモに残しておいた言葉でも書いておきますか。

 「逆に進むのは得意だが、前に戻るのは苦手」

 どういうことかと言うと思考の方法ですね。数学です。たまに数学ではなんとなくでひらめいた答えが出ることがあり、その答えが正しいかどうかを判断するときに、その答えを代入してその問い全体で矛盾が無いかを確かめる思考の方法をよくします。論理の一直線では答えが見つからないために、答えを出したうえで論理の整合性を取ろうとする思考法。論理式で言えば、「逆」の方向に進むことであり、それはなんとなく得意です。

 苦手なのは、前に戻ることです。

 例えば詰将棋つめしょうぎ問題。詰将棋が私は非常に苦手です。なぜ解けるのかが分かりません。場合の数が非常に苦手なのかもしれません。

 詰将棋で、一手指すと、仮想の相手がまた一手指します。仮想の相手が一手を指すと、自分が進めた棋盤ぎばんがまた一歩前に戻ったような感じがして、また一から詰将棋を考えていかなければいけないように思われます。「相手がこの手を指したらこうなって。相手がこの手を指したらああなって」と相手の一指し一指しで起こる場合の数を全て数え上げなければいけません。それを脳内で記憶しておかなければいけません。結局のところ私は短期記憶を使う思考方法が極端に苦手だったとそれだけかもしれません。

 どうしようもないものですね。

 さて。本なり漫画なりなんでも読みますか。ポケモンカードは欲しいですが恐怖でもう見たくありません。詐欺に巻き込まれそうになったことへのショックが大きいです。

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