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相手に「(分かっている)」と思わせる方法は専門用語を織り交ぜること。そのために単語力の強化を進めることは、幸せになる為の時間の使い方です。

 2023年8月9日(水)。21時27分。

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 メモ:かむろ。手筒花火。満蒙権益。
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 こんにちは。井上和音です。

 ツイッターでコメントを返すようになりましたが、カクヨムでもコメントを返したほうがいいのでしょうか。返したほうがいいような気がしてきました。しかしながら、キーボードで打つとどこか味気ないというか素っ気ない返事しか出来なくて困ります。キーボードで打つ時には文語を意識して打っているのでどうにも会話が難しくなります。

 休日にまとめて返事をすればいいと思うよ。

 時間が無いのは分からないでもないから。

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 台風6号! 熊本では雨すら降らなかったよ。九州直撃台風あるあるの九州山地ブロックというやつです。宮崎鹿児島では降雨量が多いのに、なぜか熊本県との県境で雨の降雨量が急激に下がるというあの気象情報です。九州に詳しくない方は「熊本県には何かバリアでも張ってあるのか」と思われるほど綺麗に雨脚が宮崎県で止まっていますが、あれは九州山地が雲を完全にブロックしているわけです。

 というわけで公共交通機関が乱れる以外には特に熊本では影響はありませんでした。ただの曇り空でした。

 それよりも、熊本県の今日の最低気温が30度というほうが驚きました。確かおとといに発表された予想最低気温、30度。予想最高気温、33度。どこの熱帯だよ。フィリピンかい。タイかい。東南アジア諸国のどこかかい。最低気温が30度って本当に面白いでしょ。寝ている間に熱中症で大変なことになりますよ。人類はエアーコンディショナーを発明したので良かったです。地球温暖化してしまう前にエアコンがありました。もう地球温暖化してしまいましたが人は何とか生き延びています。まだまだ死にませんよ。

 電車の中は人がまばら。始発電車まばらな幸せというやつです。始発電車みたいでした。みんなが席に座れる幸せな空間。こういう日がずっと続けばいいと思いました。

 実は人間はもうちょっと少ないほうが人生は幸せなのかもしれない。人口ピラミッドも、ちゃんとピラミッド型のほうがその国は幸せなのかもしれない。子どもたちはたくさんいるほうが、それぞれの子どもたちは自由に行動できるだろうし。お年寄りは少ないほうが地域から大切にされるだろうし。一昔前ならば長老になるので、お年寄りは少ないほうが、少ないお年寄りを世話させてもらえるし、尊敬だって勝手にされるし、お年寄りにとっても良いこと尽くめのような気がします。

 ピラミッド型の幸せな頃の日本では無いから困っているのだろうけれどね。少ない子どもは未来を見通せない。多すぎるお年寄りは検体のように老人ホームや病院に長期入院されてしまう。一人一人の人権は薄くなっていく。お年寄りをいかに管理していくかが国の課題になっていく。物を扱うかのように対応していく。

 人口ピラミッドと一人一人の幸せは直結しているような気はします。

 美の壺の話をしましょう。テーマは花火でした。

 私が一番好きだった打上花火の名前はかむろという名前であることが判明しました。感動しました。美の壺は日本語の勉強になるね。これから「好きな花火は何ですか」と訊かれたら堂々と「冠です」と答えると思います。

 少し前のツイートで。

 「相手しか知らないような専門用語を会話にあえて織り交ぜると、信頼関係は一発で築けるようになるよ。」

 というのを書きましたが、今回も「冠が好きです」と一言ポンっと言うと、あら不思議、花火に通な人間に早変わりします。「(お、こいつ分かってんじゃん)」と思わせることが出来ます。だから日本語なり、何の分野でもいいのですが単語力を鍛えておくと人生で少しは良い方向に向かっていく、確実な行動が単語を意識的に学ぶということなのです。何もすることが無いときにはとりあえずは単語を学びましょう。とっさに出てきたら話が続くようになります。

 美の壺っていい番組よね。500回以上あっているそうなので、NHKオンデマンドでいくらでも芸術の日本語の単語は学べるようになりそうです。学びたい。勉強したい。単語力を増やしたい。本を読みたい。

 希望はいくらでもあるのですけれどもね。いくらでもいくらでも学んでいきましょう。美しい日本語をたずさえていきましょう。生きましょう。

 そのあとは昭和の選択を観ました。幣原喜重郎の特集でした。大日本帝国と満蒙権益まんもうけんえきは今のロシアとウクライナのクリミア半島と状況が似ている気がしました。似すぎて怖いと思うくらいに似ています。似ていて何が怖いかというと、似ていたら、この先も似たような歴史を歩んでいくとしたらその先にあるのは第三次世界大戦です。G7vs.ロシア、中国、北朝鮮で見え見えじゃないですか。普通に起こりそうな可能性です。起きなければいいのですが。

 大日本帝国に足りなかった発想は、満蒙権益を手放すという選択肢でした。あの大国ロシアから日露戦争で手に入れた満蒙権益を手放すなんて言ったら日本人失格ですよ。当時の日本では。ありえません。しかしながら、満蒙権益に最後までこだわった結果、満州事変、日中戦争、大東亜共栄圏構想、太平洋戦争へと戦争のドミノ倒しが進んでいきます。誰にも止められません。《《引いたら終わり》》というのが当時の思想。前に進むこと、領土を拡大していくことのみが正義であるという当時の思想。ロシアがそうなっていなければ喜ばしいのですが。今のところはウクライナで止まっています。ウクライナから手を引けばロシアの負けということになるので引くに引けず。やってはいけないことはやってはいけない。やって後悔するよりもやらないで後悔したほうがずっとマシだった、超マクロ的な目線で見る歴史の実例。

 もう進まないでいいのですよ。元に戻りましょう。ロシアにあざむかれていたと西側諸国のリーダー達が次々と口走るようになりましたが、どうにかロシアもまた仲間と呼んでいた時代にはならないのでしょうかね。そのためには、まず始めにロシアが手を引くことが求められるのですがね。
 

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