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【☆】犯罪を犯した統合失調症患者が「自分たちが被害者だ」と述べる理由。

 2022年8月5日(金)。特に暑いことも無く。労働も乗り切れた。わけではない。面談があって実質労働時間が短かっただけだ。だから元気。結局労働がきついのが根本的な原因であり、労働がきつくない状態におかれると、今度は統合失調症が復活してしまうのではないかと危惧してしまう。復活というか、「テレビやインターネットなどから暗号が伝えられているけれど無視し続けることができる状態」を保ち続けるのが難しくなってしまう、とそういうことだ。

 統合失調症は一生の伴侶のはずだ。そう思いたい奴はそう思えばいいという話でもなく、統合失調症を一生の伴侶にしなければ、一度統合失調症になり、隔離室で7日も鉄扉の中に閉じ込められ、3ヶ月閉鎖病棟を徘徊し、大学生活と就職試験がパーになってしまった私の過去が私を許さない。

 障害年金が出ている。それでも足りないくらい不幸を味わっている。そう思っているし、前回の「【☆】統合失調症で幻視を初めて見た。」(https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294/episodes/16817139557417784641)でもあるように、いつ何時もまた統合失調症にさいなまれていることには変わりはない。

 それでも障害年金が止まり、本当に貧困の中を歩まなければいけない可能性のある大人になっていくことは避けられないような感じがする。

 「精神疾患でも我慢出来れば精神疾患はもう無いよね」みたいな暴論も通る。目に見えない疾患は、第三者によりいかようにも判断される。

 パズドラが勝手に機種変更された件でGunghoに問い合わせたら、「不正な利用が疑われる場合は都道府県警察のサイバー犯罪課に相談してみてください」とのメールが届いた。裏を返せば「そんなことは普通起こりえないので私たちでは対応しきれません」ということになる。

 普通起こらないことが起こる。それが統合失調症であり、犯罪を犯した統合失調症患者が「自分たちが被害者だ」と述べる最大の理由である。

 根本的な原因としては、「普通起こらないことが起こることを解決する」のはずなのだが、「普通起こらないこと」なので誰も解決しようがない。結局のところ「統合失調症患者の精神・主張がおかしい」というところに行きつく。

 noteの全体ビュー数が最終更新時刻が同じなのに勝手に増えていくという現象も起こっている。論理的に考えておかしなことなのだろうが、noteのダッシュボードの発表の仕方をリアルタイムで見れるように開発中か何かだろう。何かしらの理由がある。しかし、こうやって論理的でないできごとが次々と起こると、細かいことが気になる人は狂う可能性が大いにある。統合失調症とは偶然に起きる出来事が次々と意味を持っているように感じられてしまい、最終的に不利益を被る人たち、と定義してもおかしくない。

 要は、統合失調症患者に「一生治らない」と精神科医は告げるのだが、障害年金の症例報告では「快方に向かっている」などと書かれ、我慢しているだけなのに不利益を被る統合失調症患者が山ほどいるということは、健常者の中にも周知しておきたい統合失調症患者当事者の現実である。


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