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ツイッターが有料化したら言論の自由が無くなる。botの削除にも反対だ。

 タイトルに書いたことが全てだ。

 イーロン・マスク氏は「言論の自由を守るため」としているが、あくまでビジネスマンの言葉だ信じてはいけない。心の底ではもちろん、金もうけを考えている。

 「Winners love winning a lot.」という名言がある。「勝ったものは更に勝ちを求める」というある歌詞の名言だ。イーロン・マスク氏も、もちろん、その類だ。資本主義なのだから当たり前なのだ。

 ツイッターが有料化したらとても困るのは、私のブログの閲覧者のほとんどが、ツイッターにリプライを送ってからの反応だからである。私にツイッターに払うお金など存在しない。ツイッターがサブスクになったら、私はツイッターを辞めることになるだろう。

 これも統合失調症の命運か。「お前に言論の自由は与えないよ。残念でしたね」ということのように感じてしまう。

 私が散々資本主義を批判しているのは、障害者で低賃金かつ、お金の使い道が限られている、いわゆる負け組に属しているからだが、DAZNについても散々批判をしている。自国が出ている国際試合を、金を払った人間だけが観れるというのはどうかしている──スポーツは戦争の代理戦とも言うべきで、国民の団結を強める素晴らしい発想なのに、お金を払う者、払わない者に分断して、国民の間に不平等の亀裂を生じさせるなど、資本主義の暴走で行くところまで行ってしまった──という気持ちが強かったからだ。

 ツイッターが有料化したら「お金を払った人には言論の自由を与えよう。botもいない素晴らしい世界だ」という言論の不自由が始まるのは容易に見えている。まず、パソコンとスマホを持っているかいないか、という議論も先にしなければいけない気もしてきたが。パソコンとスマホを持っているだけで、言論の自由をしっかりと支えていてくれているのがツイッターだったりフェイスブックだったりすると思うのだが。

 考えてみれば、「botを廃止する」というのも反対だ。botにも優秀なbotはいくつもある。「中原岬bot」「電子書籍安売り情報bot」など、楽しいし、フォローしておけば有益になるbotだってたくさんあるのだ。botを停止するとなると、人しかいない。今まさに「電子書籍安売り情報bot」が鍵垢になって追い込まれている。イーロン・マスク氏が買収した後にはアカウントそのものも消えてしまう可能性が高い。今のままでいい。イーロン・マスク氏に言いたいことは「あなたの超お金持ちの常識は、大半のお金を持たない人の非常識」ということだ。欲しいものがあればなんでもお金で手に入れられる人間はごくわずかしかおらず、ほとんどの人は何かしら辛抱して生活を送っているのだ。イーロン・マスク氏には、自分の常識だけを考慮せず、また、ビジネス路線だけに走ることなく、ツイッター買収後の言論の自由を守ること、botを消してしまわないことを求めていく。

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