見出し画像

ツイッター11年生のこれから

みなさん、いつからツイッターやってます?

わたしは先月(5月)にツイッターアプリの通知で
今日は10年目のTwitter記念日です!
と言われ目ん玉ひん剥きました。
10年?10年って誕生日が何回来るやつ?

10年もツイッターをやっていると、始めた頃と今とでは見ているTL-景色-が随分と変わりました。
当初はなんらかのアニメのファンとしてアカウントを登録していたと思います。
その当時からのフォロワーさんは友人除き4人。
お互いに時々いいねを送る程度の交流ですが、まだお付き合いいただいています。

10年前の日本におけるツイッターは、マーケティングの場としてポピュラーでなくて企業アカウントも芸能人アカウントも少なかったと記憶しています。
まだ「オタク向けSNS」「ギーク向けSNS」でした。
「いいね」ではなく「ふぁぼ」でした。

(また、当時は「オタク」という言葉の意味合いは「アニメ・漫画・ゲーム・コンピューターのファン」として使われている時代で、今のように「芸能人の追っかけをしているファン」が自称に使う言葉としては定着していませんでした。
最近はわたしも後者として自称に使う機会が多いです)

10年前のわたしはツイッターをファン同士の交流の場として使っていました。
加えて現実からの逃げ場として。
どんなに現実の生活がつらくても、ツイッターにログインすれば、気の合う仲間(当時は同じ趣味を持つ集団を「クラスタ」と呼んだ)と好きなものの話をしていられるから。
でも、最近はその使い方が難しくなってきました。
現実が追いかけてきた」からです。

狭くなった社会、近くなった距離

この10年でスマホの普及、アプリの開発が進み、ツイッターのサービスも変容して(何度でも言うが、いいねはふぁぼだった)、ツイッターの利用者の数も層も広がりました

政府関連が参入してきたのは、2011年の東日本大震災がきっかけだったと覚えています。
その後ツイッターをマーケティングの場として活用しようと、企業が入り、芸能界が入り。
もはや「ほぼ現実」「ほぼ社会」。

現実、社会より居心地は悪いかもしれません。
当初は気の合う仲間(クラスタ)同士でのやりとりが前提で、フォロー外のツイートが目に入るのはRTのみ。鍵の有無に関わらず閉鎖的なコミュニティが形成されていました。
しかし今は検索やトレンド機能が充実し、より人目に触れる機会が増えました。
全く知らない人からのお言葉が瞬時に手元に届くわけです。

イラストを投稿したときは気軽に感想をもらえたりして、その利便性に感謝をすることもあります。
一方で、何の気なしの日常ツイートに対し、知らない人から引用RTで自分語りをされて「しらね~~~!!!」と思うこともあるわけです。
現実世界で突然知らない人に絡まれたら怖くない?

結果、以前よりも人目を気にするようになりました。
少し発言が丁寧になるくらいなら良い影響かもしれませんが、まだ発生してもいないクソリプに対して億劫になってしまうのです。

alfooみたいな

…いや長々と失礼しました。ツイッター史を書きたかったわけではありません。
ツイッターに対して不満を言いたかったわけでもないです。
上で言いたかったことはつまり、同じツイッターに身を起きながら、環境が変わったということです。

環境が変わったとき、生物の選択は
①適応する
②住処を変える
③黙って死ぬ
以上の3つ。
そんな背景から、ここ2~3年ずっと悩んでいたことがあります。
alfooに帰りたい

alfooとは、メールで更新できる写真日記サービス。
現存していますが、有料です。
すっきり見やすいシンプルなレイアウトで、ツイッターでのプロフィールページに近く、自分の投稿が時系列(新→古)で並んでるだけのものです。

alfooはブログサービスなので、ページにアクセスしない限り読まれることはありません。
少なくとも、自分に対して興味を持ってくれた人が読みに来てくれるものです。
ひとりごとを綴るにはもってこいの場でした。
こういうツールに住み分けすればいいのでは?と考えました。

しかし、かつての楽園に思いを馳せるも、厳密にはメールで写真日記を投稿したいわけではないし、現在のalfooは有料の年間プラン銀行振り込みのみのため、求めているものとは違いました。

「alfooみたいなブログサービス無いんかな…」
と検索をかけてみると…

画像1

検索候補wwwww
同志よーーーーーーwww

同じ志を持つ仲間の足跡を観測し安堵。
しかしそこで見たものは、様々なブログサービスを彷徨い、尚も求める楽園に辿りつけない亡霊たちの嘆きでした。
残念ながら、わたしが求めるようなサービスは見当たらないのが現状のようです。

わたしのツイッターの今後

現在はツイッターを交流メインではなく、情報仕入れメインとして使っています。
ツイッター(現実)と距離を置きたいけど、まるっきり辞めることは不可能です。
友達もいるし、知りたい情報もあります。
見逃したくない企業や芸能人のアカウントに通知を設定して、通知だけ確認したり、お昼休みにTLを流し見するような使い方に落ち着いています。

iphoneのスクリーンタイム機能を使って、アプリの使用時間も制限するようにしました。
制限時間を意識するとアプリを開く時間が減り、発信や発言も減ります。
好きな作品のアレやコレを、思いつくままに投稿する場がないわけです。
結果として日記帳を書く時間が増えました。

こうして、わたしは再び流浪の民に落ち着いているわけです。
いや流浪してる時点で落ち着いていないんだけど。
このnoteも新たな居住地になるかトランジットのひとつになるか、現在のところはわかりません。

alfooみたいなサービスを見つけた方はご一報ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?