見出し画像

ゴールデンウィークの予定が一日だけ埋まった。

☆☆☆
 タイトルは決めていません。
☆☆☆

 起きたのが午前10時だった。寝ていたのに寝ていることに気付いていなかった。

 起きる寸前、非常に欲情的な夢を見た。小中学校まで一緒だった、綺麗だった人と恋愛をしている夢だった。「こんなことはありえない」とようやく夢の中であることを理解し、飛び起きた。原因はわかっている。現在、非常に自由にものを買ったり、音楽を聴いたりしていて、「更にその先の、理想とする現実」を無意識のうちに求めていたからだろうと思われる。

 普通の人ならば、そんな理想的な欲情に満ちた夢を見たら、「もっと見たい」となるのかもしれないが、私はそうはならなかったし、自分からその夢を破壊した。現実にそんなことは起こりえず、生きている現実に絶望してしまうことが目に目に見えていたからだ。

 私に異性との交流とかは、無いと思っていたほうがいい。経済的にも無いと思っておいた方がいい。

 しかし、夢の原因として、いとこと、母の生まれ故郷に二人で行くことをゴールデンウィークに約束したこともあると思っている。そのいとこは異性だ。多分、夢の原因としてそれもある。いとこと言えど男女二人だ。何もしてくれるなと未来の自分には言い聞かせたいが、存分に楽しみたいと思う一面もある。若いもの同士で遊びにいくなんてこと、統合失調症になってからというもののほとんど経験したことがなかったからだ。

 仕事で、既婚者の方と話す機会は往々にしてあるが、正直何も面白くない。既婚者とはプライベートでは既に完成されていて、それを守り続けることだけが使命なのだから。私のようにいずれ変わらなければならない者と話していていても、なんの収穫もないだろうと思われる。ましてや私はパートタイマーだし。位がまず違う。

 というわけで、ゴールデンウィークの予定は一日だけ埋まった。読書三昧で終わってしまうのではないかと危惧していたゴールデンウィークだったが、いとこが助け舟を出してくれたおかげで、人と接する、それに、歳も同じで両者未婚のため、本当に分け隔てなく会話ができる一日を過ごすことができるとなると、それは本当に嬉しい。ここ最近友人が完全に減ってきている中で、最後のとりで、親戚が残っていて、親戚とは仲良くしていきたいと思っている。絶対ブログの存在を教えるなよ、と未来の自分には釘を刺しておかなければいけないが。

 しかし、今日は午前10時に起きてしまった。いとこが何時に迎えに来るかは分からないが、私の天敵「早起き」は必ず実行しなければならないと気付かされた。仕事だろうと、プライベートだろうと、「早起き」は人間が正確に生きる上で欠かすことのできない要素なのだろうと思われる。

 先ほど、父親から言われたが「お前が起きた時間は、世間的にはもう昼だ」ということらしかった。明日から仕事、頑張れ自分。続けろ自分。

よろしければサポートをお願いします。