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幼稚園も突然の「休園」… 共働き我が家が取り入れた在宅勤務の3つの方法

小中学校の休校について連日大きくニュースで扱われていますが、幼稚園も今月からかなりの園が休園となっています。娘(4歳)が通う幼稚園も漏れなく休園となりました。「未就学児共働きの過程は保育園だからセーフだよね」と思われがちですが、我が家はそんなこんなで今月からプチパニック状態に。そして、幼稚園の働いていないママたちも、突然の休園に戸惑う声が多く聞こえてきます。

ということで、小学生だけでなく未就学児との在宅勤務をどう乗り越えるのか問題について、我が家の3つの試行錯誤をこの時期だからこそシェアしたいと思います。失敗も成功もみんなでシェアしたいですね。

【意識付け】一緒にリモートワークをやっている「チーム感」の演出 

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私はもともとフルリモートワーク会社員なので、今回そこまで大きな変化・混乱はないのかもしれません。とはいえ、娘と朝からまる1日一緒に在宅勤務、かつ夫も自宅で仕事を一緒にする経験はこれまでにないので、なかなかの混乱です。

これを大人目線で考えると「あー仕事に手がつかなくて困った、どうしよう」なのですが、思考を変えて娘の視点でも考えてみると、「パパママが家に一緒にいるなんて嬉しい!遊べる!あれ?でもずっとパソコンばっかり見ていて全然遊んでくれないな・・・なんでだろう」の戸惑いのはずだよなあと。

そこで、我が家では娘も一緒に在宅ワークをして頑張ろう、というチーム感を演出することにしました。具体的には、私の仕事のスタート時には、娘も必ず隣の椅子に座らせてMacのノートPCで一緒に「おしごと」をしてもらうところから1日をスタートさせるのです。

我が家の場合は、MacのKetnoteを使って様々な図形を入れたり文字を入力して楽しそうに遊んでくれていますが(約1時間が限界)、ここに教育的な意味合いは全くなく、I PadでYoutubeでも、パソコンでゲームでも別に良いのではないかと思っています。

大切なのは、ママの隣に座って「いっしょにおしごとをしている」と感じてもらうことです。こうすることで、この後の娘の在宅勤務への応援姿勢も全く変わります。

「時間割り」を作って親も子どもも半強制的に切り替えを行う

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保育園や幼稚園では、「●時にお昼、●時に外遊び」と言った感じで毎日決まった時間に決まったリズムで生活できることで、自然と時間感覚や生活習慣が身につき、これは集団生活の良さですよね。

ところが自宅にいると、朝起きる時間も日中過ごす時間も意識をしないと親子共にかなり境界線がアバウト・ルーズな感じになっていきます。漏れなく我が家も…。

そこで、朝一で「今日の時間割」を作ることにしました。小学生であれば、時間割を自分で考えて作るようなことが出来るようになるかもしれませんが、未就学児は、まだ時間感覚もしっかり身についていない中でなかなか難しいことです。

ということで、娘の「今日やりたいこと」をヒヤリングしながら一緒に考えます。ここでポイントは、パパとママの時間割も同じ表にいれることです。

これにより、私と夫の電話会議の時間、自由時間をそれぞれ把握できることで、娘と一緒に遊ぶタイミングをうまく分担することが出来るようになりました。

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↑気分転換に昼食はベランダで取ることもしばしば

またさらにオススメなのが、時間割で決めた時間でアラームなどをかけておくことです

我が家では、GoogleのAIスピーカーで「OK グーグル、10時になったら教えてね」といった感じで娘にセットしてもらいます。こうすることで、娘だけでなく私も夫も時間のメリハリがついて、「仕事に集中しすぎて気付いたら娘に3時間Youtube見せっぱなしだった…」みたいな事態も(強制的に)避けられる訳です。

「シェア育児」を取り入れてパパママ仲間と乗り切る

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娘が通う幼稚園は、平日に延長保育(午後6時まで)の制度があるので共働き家庭の割合もまあまあ多い中、やはり今回の休園には私と同じようにプチパニックの方もたくさんいるのが現実です。

そこで今週から、共働き家庭の同じ学年のお友達と1日ずつ子どもを預かり、相手のパパママはフルで1日仕事をする、という「シェア育児」を取り入れてみることにしました。

これが大人も子どもも想像以上に良かったなと感じています。

・娘は、突然会えなくなった仲良しのお友達と1日たっぷり一緒に遊べる
・パパママも子供付き在宅勤務を続けるより数倍仕事が捗る

まだまだ先は長いので(始業式が始まるまで1ヶ月以上娘は幼稚園がお休み)、これからもこの「シェア育児」を幼稚園のパパママと取り入れたいと思っています。

子供とのリモートワークtipsについては、友人のMasami Aoyagiさんが素敵なnoteを書いていたので、こちらもぜひ読んでみてください。


【おまけ】閉塞感を家庭にまで持ち込まない

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最後に、テレビやスマホを見れば新型コロナウイルスのニュースばかりで戸惑いや憤り、焦りなど様々な負の感情と私たちは向き合っている中ですが、家庭にはその閉塞感を持ち込まないようにしたいなと私は思っています。

娘には、出来なくなったことや恐怖心に過度に意識を向けさせず、こんな時だからこそ出来ること、楽しめることを考えてもらいたいです。

この先の未来、きっと同じような環境がまた生まれることがあるかと思うのです。その時に、いま感じたことや選択したこと、考えたことを活かして生きてもらいたいなと母目線では思っています。

まだまだ先が長い娘との在宅ワーク、また新たな発見や成功・失敗談が出てきたら、こちらに追記していきたいと思いますので、フォローいただけると嬉しいです。




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