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実はスピード感のある効果だけでは危ない。プレスリリースの価値を知っておくワケ

「お金を出して広告を作った方がいいのではないか?」
「宣伝のために広告を出した方が効果は出やすい?」

事業がスタートしたばかりの企業様だと、人手不足もあり、手軽に速く効果が出せる媒体や手段に飛びつきやすくなります。

経営者の方とお話しさせていただく機会が多い私が思うに、「広報」と「広告」の特徴が混在してしまい、誤った解釈がなされているのかなと感じます。

その度に私がお伝えしているのは、自社が掲げる達成したい目的のために、広報と広告の性質を理解し、自社の目的にあった手段を選ぶことが大切です。


広告と広報の違いについて少し触れておくと、広告は営利目的で作られることもあり、お客さんが求めている情報とかけ離れ、一方的な情報を発信してしまう恐れもあります。

それに対し、広報は「この会社、面白いことやっているな!」とメディアが価値を認めたものが世に発信される傾向にあります。

広告は、新聞や雑誌などの広告枠を買い取り、企業側の評価だけで、顧客に訴求する宣伝手法です。
そのため、評価は主観的で企業が伝えたい情報に対して本当に需要があるのかどうか、評価や信頼性は曖昧になってしまいます。

一方、プレスリリースはメディアや新聞社に「自社には、このような面白いものがありますよ」という形で情報提供をするだけなので、発表される保証はありません。

しかし、第三者であるメディアを介し客観的な視点で情報が発表されるので、大きい利点があるんですよね。


一方的になりやすい情報を発信する広告よりもプレスリリースは、よりターゲットニーズに近い情報が公表されるので、その分信頼性がグッと高まります。

プレスリリースを通した情報発信の場合、「普段広告は読まない」という人からも高い信頼度を得られやすく、SNSを通してあっという間に広く情報発信され、認知向上に繋がるでしょう。

メディアに取り上げられたことで、会社の認知度が向上し、記事を見たお客様から問い合わせが入るケースも多いですね。

特にWEB上で記事が掲載された場合、半永久的に情報が公開されています。

掲載後、もし全く反応がなくても時間が経ってからユーザーがネットで欲しい情報を探すことだってあります。そうすれば、自社サービスを知ることで、問い合わせや購入に繋がる可能性が高くなります。

こう考えると、プレスリリースの施策を行うことってメリットが大きいし、費用対効果も極めて高いものだと私は思うんですよね。


今回のコラムでお伝えしたのは、プレスリリースを制作したからといって、必ずしも選ばれるわけではなく効果が出る保証もない。
しかし、メディアに配信することで得られるメリットは、無数にあるといったご紹介でした。


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