「モノ」はいいから「意味」をくれ
おはようございます。ゐのせです。
先日こんな記事を見ました。
東大出身なら官公庁や大企業に行くのが当たり前、という時代はとうの昔に終わっているようです。
これはクラウドファンディングやインターネットの進歩で起業しやすくなっただけでなく、官公庁や大企業に魅力を感じなくなったことも関係しています。
今回は私たち若い世代の価値観について考えてみます。
「意味」が欲しい
私たちが人生において重視しているのは「意味」です。「意味」というのはストーリーやビジョンといった言葉で説明されます。「この会社は何のためにあるのか?」「この仕事は何のためにやるのか?」など。
いくら高い給与や充実した福利厚生が用意されていても、その会社でずっと働く理由にはなりえないのです。資金を稼ぐため一時的に働くことはあるかもしれませんが長居はしないでしょう。
最近はどの会社もDXにばかり目が行ってしまい、社内システムの改善に追われている印象を受けます。しかし、本当の問題はそこではないのです。外面だけ整えても見抜かれてしまいます。「意味」をないがしろにしてきた企業は淘汰されていくのです。
一方で、起業やベンチャーに夢を見ているわけではありません。私は学生時代にベンチャーでインターンをしたことがあります。若手は給与や福利厚生が非常に低水準でそれだけでは暮らしていけません。毎月入ってくる人が多い一方、辞める人もたくさんいます。
それでも官公庁や大企業で「意味」のない仕事に人生を費やすより、起業して「意味」を追求したいという人は増えています。「意味」が最も大切だからです。
「モノ」はいらない
また「意味」の追求に反比例して「モノ」への欲求は低下しています。最近では「新築のマイホームとカッコいい車を買うことが夢だ」なんて人にはめったに会いません。
私個人としては車はいらないしマイホームも新築である必要はないと考えています。車が使いたいならカーシェアでいいし、マイホームも中古で買って自分好みにカスタマイズしたいからです。
「モノ」への欲求の低下はお金への執着もなくします。高い給与や充実した福利厚生は魅力にならないのです。
「意味」はどこにある?
「意味」が大切という話は耳にたこができるくらいよく聞く話です。しかし、多くの人はまだまだ他人事だと思っているかもしれません。日本の官公庁や大企業を見ればわかります。
「この会社にいるのは何のためか?」「この仕事をするのは何のためか?」入社一年目の私ですら絶えず考え続ける時代なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた明日。
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