毒親

こんばんは。
今日もつらつらと思うことを書くよ。

最近先輩が妊娠したことで、
自分も30目前、どうするんだと
見えない何かに問われるように、
様々なことを調べたりするようになった。

35歳以上は高齢出産といわれるが、
そのリミットに急かされて結婚し、子供を持つのは違うのではと思う…けど、社会の荒波に揉まれて焦る自分もいない訳じゃない。
母になる自分に憧れない訳じゃない。
そして好きな人との子なら尚更だ。
ただ、やはり悪夢は繰り返し引き継がれ、
そして、こんな世の中じゃポイズン
子育てをするというのはハードモードなのではと
思う。

そもそも私は典型的なアダルトチルドレンだ。
(それについては過去の投稿を見てほしい)

親は過干渉で、一人暮らしを始めるまでは、
何もかも親に決めてもらっていた。
付き合う人も、着る服も、食べるものも、買うものも、作り出すものも…
私には自分がなかった。自分が何が好きかもわからなかった。ただ敷かれたレールを外れないこと、
いい子でいること、それだけ。

親は共働きだった。
母は若い頃から多分働くのが好きだったと思う。
働き出して家を出るようになってから
母もまた親からの束縛を逃れられたのかも
しれない。父は夢追い人だったため、収入が安定しておらず、祖父に猛反対され、
結婚は一度頓挫していたらしい。
(先日のマリハラの祖父だ)

子供ができてからもバリバリ働いており、
私は一度流産しかけたらしい。
なぜ不妊で悩み、やっと望んでいた子を宿した体でそんなに働いていたのかは謎だ。
憤りを感じる。休めよ…くそが。
(この気持ちは先輩に対しても抱いている)

子が生まれてからは仕事を辞めて、
在宅の手仕事を選び、
ちょこちょこ働くようになった。
母は手仕事の資格を取るまでは
いつもイライラしていた。
社会で認められたいという気持ちもあっただろう。
家でワークショップを開くような仕事だったが、
お客さんが来ている時は、いつも私達はいない子のように振る舞い、うるさく騒いで、ママママ!と言っては怒鳴られていた。
(今思えばお金を払って習いに来てる人がいる限り、当たり前のことだが…)

その頃、父は仕事がなかったり、
収入が不安定だったようでイライラしていた。
幸い母は実家が太く令嬢だったこともあり、
持ち家もあれば、外車の車もある。
生活において何不自由はなかった。
だが、父はそれが嫌だったようだ。
そして、亭主関白な考えが抜けない父は、
洗濯も回さないし、料理もしなかった。
子供の面倒もそこそこだったと思う。
母に食事を出せと怒鳴りちらし、
母はいつも悲しんでいた。一時は鬱だったと思う。

私たちはいつも親の仕事が終わるまでは
放課後クラブに預けられるか、近所の預かってもらえる人の家に預けられていた。いつも緊張していたし、いい子でいなきゃと思っていた。

そんな様子が私が社会に出るまで、
約23年続いたのだ。
母は23年の間、父、そして子供たちの
奴隷として生きていたと思う。
(いつも私はあなたたちの家政婦じゃないと言っている。いまだにある。)

母に子供を産んでよかったか聞いてみたら、
多分よかったと答えるだろう。
そしてnoteに子供のことを投稿している人たちの
文を読んでも、よかった、幸せ、子供は宝、私を成長させてくれた、老後は子供がいれば安心、なんて言葉が並んでいた。
もちろん幸せな時もあっただろうし、
辛いことなんて忘れるようにできているだろう。

でも、そんな親の子供は今こんな感じだ。
拗らせた30近い姉妹笑

先輩は仕事が大好きだ。仕事人間。
先輩の旦那はモラハラ気質だ。
実家も遠いから手伝いは期待できない。
そして東京の一等地の35年ローンを
旦那に言われるがまま購入し、
半分背負い共働き確定。
唯一旦那が大企業に勤めていてよかった。

私のようなモンスターを産み育てないことを
祈っている。
そしていつか先輩が自分を犠牲に
旦那や子供と生きていたことに気づく時、
後悔しないことを祈っている。
いや、一生気づかずに、奴隷として生き続けてくれ。そっちのがむしろ幸せだろう。

先輩は子を宿した。もう引き返せない。
私にこのように考えるきっかけを与えてくれたこと感謝する。

さて、私はどうだろう。
30手前な訳だが、
大好きで信頼しているパートナーはいるが、
結婚のけのじもでていない。子供もお互いどっちでもいいという認識。そして高齢出産は35歳。

女にはなんて時間がないんだ…
ほんとうに。
私も男に生まれたかったよ…笑

最近
母親になって後悔してる
それでも母親になるべきですか?
の2冊を読んだ。

どちらもすごく興味深かったが、
できればもっと詳しく調べるべきではないかと
思う。

条件としては、
・母親となった人物の親について
・母親となった人物の旦那について
・母親となった人物の収入
・子供が大きくなっていた場合子供から見た
母親について

なぜこれらのことをまとめて聞けないかは
ほぼカウンセリングのような状態になるし、
個人情報であり、自己理解を深めていなければ
本心かどうかはわからないと思う。から、難しいのだと思う。

だが2冊を読んで言えるのは、
やっぱり女は子を産むべきという
社会の圧力、子持ち様の圧力で、
子を産んだところで、
自分の親から愛情たっぷりに育ち、
経済的に裕福、自分の親もしくは子育てを手伝ってくれる人が周りにいる、旦那の心からの協力、
がそろわない限り、女が奴隷として子育てをする
ことは変わらないのかもしれないなと思う。

特に共働きで子供を育てる核家族は
スーパーハードだと思う笑
そのような家族に育てられた身としては、
子供は保育園に預けるために産んだのか?とおもってしまう。いやどうしようもないことなんだけど笑
やっぱり小さな時、きちんと親が向き合ってあげるって大事だなって身をもって感じるから。

全てを手に入れるのは無理なのだな。
子供がいようがいまいが。

はあ〜やるせない。
こんなことに気づかずに、
サラッと結婚して、子供産んで、
はー大変だった、気づいたら60か
みたいな方が適当でよかったかも笑

でも気づいた以上は?
いや、親からの愛不足の私は自分で自分を
育て上げなければならない!!とおもう笑
そうしたいと思う。
そこが改善されなければ、
世に生み出す命もまた、
このようなことで悩むだろう。

そう思うと、
うーん私は今の所、子供は産めないかなぁ笑

子供によって与えられる幸せ、成長は
今自分の心を鉄のように叩くことによって、
だんだん育てられてる気がする。
(自分がどうしたいのか、自分の不調を改善するように動く、発言する、気持ちいを見つける。)

それに子供を産まなくても、
子供たちに何かを残すことはできると
思うんだよね。
そっちのが有意義とおもう。

子供産む産まない論争によく出てくる
相続が〜とか、老後介護してもらえるから〜
とか、え?自分でなんとかしたら良くないか?
と思ってしまう…
いや頼ってもいいと思うけど、
きちんとお金を払うべきとおもう。
無償で介護してくれるなんて思うなよ…笑
そういう人こそ毒親説あるからな?笑

アダルトチルドレンも相まって、
時間とお金と自分のやりたいことを
20年犠牲にしてまで
子供と旦那に尽くすは私には難しい。
自分を大事に幸せにしてあげたいかな〜
なんてね。

自分の物差しで全てを図り倒した結果っす笑
共働きだけど、子供も健康に育った
幸せな家族を見てみたいな。
そうすればきっと子供がいる未来も
描けるかもしれない。

そんなことを思う夜だよ。


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