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ヨガの先生に期待をしないほうがいい【ヨーガ哲学的に】

いのりです。

富山県でヨガを伝えています。
すこしずつ暖かくなってきました。
今日は雨なので、お部屋で練習してからジムに行って1時間ウォーキングをしてきました。

毎日の練習中や終わった後に、ふと、気づくことや考えることがあるのですが、
今日は
ヨガの先生に期待をしたいほうがいい

というテーマです。

順番に説明していきます。
まず大前提として。

ヨガの先生も人間に生まれています。
わたしもヨガを伝えている身ですが人間です。

人間は肉体、心をもっていますから、
それらを適切に扱えていなかったら苦しむよ、っていうのがヨーガの教えです。
(ざっくりいうと)

で、
ヨガの先生だからといって、完璧ではないし、人間として生まれている時点で修行の身、という大前提があることをまずは理解する。


次に、「期待すること」について

期待って、どうして、してしまうのでしょう。

アー自分期待してたな、って気づくことももちろんあるし、
期待してたってこと自体にも気が付かないこともあります。
そしてずっとずっと後になって、わたしが期待してたからやなあ、って思ったりもします。

例えば、
Instagramで理想的な先生を見つけて、
「この先生のところへ学びにいったら、何か変わるかもしれない!」

さらに、良い口コミを見て、
「やっぱりこの先生はすごい!早くレッスンを受けたいな!」

と思ってワクワクして行ったら、

「思ってたよりも大したことなかったな」
「もっと違う感じをイメージしてたけど想像と違ったな」

というふうにがっかりする経験はありませんでしたか?

わたしは、
高額なレッスンを受講することにして、これでわたしのスキルアップは間違いなし!
と思っていたのに、
意外と薄っぺらな内容で、
おいおい、話が違うジャン・・・
と思ったことが数年前にありました。

(そしてこういう弱って誰かにすがりたくなっている人をターゲットにした魅せ方の大変うまいビジネスが本当に多いので注意しなくちゃいけない。計算されて作られた刺さる言葉誘導、導線が溢れている、、)

実は、
これはヨーガ哲学で解決することです。

行いをすると結果がかえってくる。
これは当然のことで、ヨーガでは『カルマの法則』と呼ばれています。

川に石を投げたら、水が揺れて石が沈む。
どんなことをしても、それによって何かしらの結果が生まれています。

そして、結果というのは4つの種類があります。

①予測通り
②予測以上
③予測以下
④予測もつかないこと

行いに対する結果は、必ず、どれかに当てはまります。

ヨーガではこれらの結果をすべて平等に受け入れる姿勢をカルマヨーガと呼びます。
結果は自分でコントロールできません。
いかに、この4種類の結果のどれがきても、
感情のコントロールを失わず、飲み込まれず、生きられるかが
苦しみからの解放とヨーガでの教えです。
その生き方そのものがヨーガなんですね。
(前記事でヨーガは生き方だと書いています)

なので、ヨーガの先生に期待しないほうがいいという話について、
・ヨガの先生も人間なので修行の身
・カルマヨーガの姿勢で受け入れましょう

ということになります。

つまりは、期待してしまうこともがっかりすることも喜ぶこともすべて同じく
自分の修行なんですね、、、

本当に日々の小さなことが
神様からのメッセージであり
ヨガの教えであり
学び多い日常に感謝します。

いのり


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