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『RBG 最強の85才』5つ星のうち3.0 アメリカが羨ましく見える映画のひとつだ(環境研究)

 ルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)の映画は『ビリーブ』を観たことがあるが、この映画はドキュメンタリーとなっている。

 このドキュメンタリー全般に流れているのは、RBGを理解し支えた同じ弁護士である夫の存在が極めて多きいことが分かる。やはり、過去の常識を打ち破るには2人で歩むペアシステムが必須だと思う。

 米国の憲法はメイフラワー号がプリマスに上陸直前に結んだメイフラワー契約がベースになっているが、憲法はリバイアサンにもなり得る国家から国民を守る唯一の手段だということを、ある程度国民が理解しているからこそ、RBGの価値も分かるのだろう。残念ながら日本では、憲法とは何か、その目的は何かを理解している人も少なく、例え、RBGのように国家の誤りを軌道修正する人がいたとしても、それを評価する能力を持つ人が少ないのが、日本の大きな弱みだ。

 反抗する人という意味を持つプロテスタント、あるいはユダヤ人のRBGのような人が出現し社会を停滞させないアメリカ、たくさんの深い問題抱えているのだろうが、第2、第3のキング牧師やRBGが出現するアメリカ、そういうアメリカが羨ましく見える映画のひとつだ。

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