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結婚はしたほうがいいのか。

ふいに友人から「結婚てしたほうがいいのかな?」と問われたことがありました。

この疑問は私も未婚時代ずっとあった疑問で、出口も答えもなくて本当に悩んでいたこと。

ずっと「どうなんだろう…」と自分の中で答えが出なかったのですが、現時点で自分の答えが出始めたので、そのことにについて書いてみようと思います。



結論から言うと「結婚がしたいという気持ちがあるのなら絶対したほうがいい」というのが今の私の答え。

これは、結婚をしない選択をした人を批判したいわけでもなく、結婚をした自分がすごいと言いたいわけでもなく、「結婚はしたいけど、そもそも結婚てする必要はあるのかな?」と悩んでる人に対しての私なりの意見をお伝えできればと思います。



まず結婚してよかったことの大きな理由として、この「結婚したほうがいいのかな」という考えから解放されたことです。

そんなこと?と思う方もいるかもですが、めちゃくちゃでかくないですか、この問いから解放されるって。

もう結婚しちゃえばした後のことを考えればいいだけになって、するのかしないのかという思考から解放されるのです。

例えばもし私のように「結婚したほうがいいのかな」「私はずっと一人なのかな」「誰からも愛されないのかな」とか、少しでも不安に思う人がいるのなら、とりあえずその悩みからは解放されます。

そのことについて余計なことを考えなくなって、他のことを考える余白が生まれるんです。




「結婚がすべてではない」と巷ではよく言いますが、やっぱり私はその言葉は結婚をした人だからこそ出てくる言葉なのではないかなと思うのです。

結婚をしてみて、自分は結婚がすべてではないと「思った」ということなのではないのかなと。

そしてかくいう私も結婚してみて、「結婚がすべてではない」と思っています。

でも35歳くらいの時は膨らみ切った膿が爆発してしまいそうなくらい辛かったんです。

「多様性」という言葉が世間を闊歩していますが、私の肌感覚で言うとまだまだ結婚について多様性が尊重されるほど日本は追いついてない気がします。

多分親世代が「結婚はしたほうがいい」「子供は産んだほうがいい」という価値観の人たちが多いからなのかもしれません。



私の場合「早く結婚したい!」が行きすぎて「早く結婚しなきゃ!」になっていったのですが、これは何が起きるのかと言うと、相手に意見が言えなくなっていくんです。

これを言ったら結婚してもらえないかも、わがままだって思われるかも、メンヘラだって思われるかも…

こんな思考になっていった時、相手から連絡がなかなか来なくて不安に思ったことや、待ち合わせしてたのにドタキャンされても私は文句が言えずにぐっと耐えていました。

昔ドタキャンされすぎて友人からドタキャンクイーンと呼ばれていた私…(不名誉すぎんか)

今振り返ると「なんで言わないの?」だし、そんな自分を大事にしてくれない男なんて金玉蹴り飛ばしてやればよかったと思うのですが、当時は嫌われるのが怖くて言えなかったんです。



婚活疲れを拗らせまくり部屋で寝っ転がりながら「あー、白馬の王子来ねーかなぁ」と思っていたあの頃。

でも、私は寝てれば王子様が来てくれる白雪姫や眠り姫ではなくて、もしプリンセスになるのだとしたらシンデレラのように舞踏会に行って靴を落としては「それあたいのやで」と自分からピッと挙手をしながら自己主張できるようになりたい。

日々頑張っている私たちだからこそ、自分から幸せを掴みにいく強さを持っているんだと信じてみる。

選ばれるんじゃなくて、選びにいくんです。

そしてその想いを受け取ってくれた相手に感謝しながら、自分が選んだその人を大切に愛でて育んでいけたら。

過去の私のように、変な男に引っかかって搾取されるのではなく、自分を大切にしてくれる人に愛情を注ぎ込みたい。

結婚がゴールではないからこそお互いをちゃんと思い合える人を見つける、そんな婚活期間になってほしいなと思います。



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