見出し画像

毎日挨拶クソデカボイス人間

僕は4月から出向している。
新卒から同じ会社に所属し、転職経験がないので初めて違う会社で働いているということになる。


出向するにあたって、ひとつ決めたことがある。
それは挨拶をちゃんとするということだ。


出向前の僕は正直挨拶はするが、元気のない挨拶をする人間だった。

「おはようございますぅ」と挨拶をしているのか、していないかわからないような挨拶。


4月からは環境も変わり、心機一転、これは良い機会だということもあり、職場のフロアに入ると結構元気な声で「おはようございまーーす!!」と言っている。


だが気になることがある。
職場のひとは挨拶をしても、挨拶を返してくれないのだ!!


職場のフロアを図式するとこんな感じ
4つ島があり、入り口から近いひとは元気ない挨拶もしくは無視。その奥のひとは無視、さらにその奥も無視



僕の声が小さい可能性もあるが
声に気づいた素振りを見せるのでそれはない。


僕は挨拶を返してくれない職場のひとに頭を抱え、立ち止まった。


どうしたらこいつらは挨拶を返してくれるんだ・・・


滾ってしまった。


こいつらがいつ挨拶を返してくれるようになるのかそれを知りたくなってしまった。

そして次の日から更に大きな声で挨拶!!!


無視


次の日、さらに大きな声で挨拶!!


無視


こいつらは挨拶をする気がない。
心が壊れた人間や・・・



諦めかけた時、「おはようーーーーー!!!」と元気な声が聞こえた。


そう、この声の主は部長である。
この部長は、かなり大きく元気よく挨拶をするひとである。


すると、「おはようございます!」と僕が挨拶をしても返してくれない人が挨拶をしているではないか。


僕はまた頭を抱え、立ち止まった。


これはおかしくないか?
部長に挨拶を返すけど、僕には挨拶を返さない・・?


これはいったい?


更に滾ってしまい、ちゃんと挨拶を返してくれるまで挨拶をし続けよう!と決めたのである。


こんな僕は
「毎日挨拶クソデカボイス人間」
ということでよろしいでしょうか?


「〜〜〜人間」はアンガールズのジャンピンというラジオのコーナーです。
僕はこれが好きでよくメールを送るのですが、採用されなかった内容を少し肉付けしてnoteに書きました。めちゃくちゃ面白いラジオなので気になる方は聞いてみてください。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?