二刀流と三冠王、そしてSportsbook…
アメリカネバダ州ラスベガス。
しばらく行けてないし、また行きたいけど、行けるようになるのはいつなんだろう。行きたくて、行く時間とおカネがあったとしても、以前のようにフラッと行きづらくなっている世情も…
当地のカジノはだいぶ景気がいいらしい。
行ったときにいつも足を運んだのは、MGMグランドやシーザースパレス、ヒルトン等々各カジノホテル内にある"RACE & SPORTSBOOK"。
取材に行った（ボクシングの）ビッグマッチ、MLBのシーズン中であれば日々のゲームやタイトル、ワールドシリーズ優勝チームなんかのオッズシートを見て、ものによっては捕らぬ狸の皮算用 → 購入し、ドキドキするひとときを過ごす。そんなことを思い出していたとき――
昨年はダルビッシュ有や前田健太も最終候補になり、今季は大谷翔平も候補に？ なんて声まで聞かれるサイヤング賞のオッズシートを、Facebook上で発見。MVPはありでも、サイヤングはさすがにないだろうと思いつつ、もし大谷に張ってほんとうに当たったら…とも考える。
今は若干変動しているだろうか。このオッズのときに100ドル（≒11000円）をBETして、ほんとうに大谷がサイヤング賞に選出されたとしたら、3000ドル（≒330000円！）の配当。ちょっと夢のある数字だ。
https://www.facebook.com/CaesarsSports
とはいっても、そうなる確率はとても低い"大穴"であると踏んだ、高い掛け率。防御率も3点台に悪化してしまい、あと1試合か2試合の登板で規定投球回数に達することもないことを考えるとやはり、ないよな…と想像するのが妥当か。
それでもMVPについてはとても現実的。二刀流・大谷か、大谷とホームラン王を争っているだけでなく、首位打者と打点王も加え史上最年少で三冠王に輝くかもしれないスラッガー、ブルージェイズのウラディミール・ゲレーロJr. か。この2人のどちらかになる公算大。
現地9月20日終了時、ロイヤルズのサルバドール・ペレスも含めたホームランキング争いで大谷は2本差をつけられている（残り試合はロイヤルズ11で、ブルージェイズとエンゼルスは12）。
大谷がホームラン王を逃し、ゲレーロが三冠王になったらさすがにゲレーロだろうという声がある一方、仮にそうなったとしても大谷だと断言するジャーナリストもいるようで、実際にそうなりそうな雰囲気でもある。
史上最年少の三冠王か。2ケタ勝利＆ホームラン王になればもちろん、仮になれなかったとしても、"Two-Way Play"でシーズンをまっとうしたことが、より高い評価をされることになるのか――
表彰選手が順次発表されるのは、シーズンが終了した11月以降で、まだ2カ月近く先の話。
あと1つ負けるか、上位につけているチームが1つ勝つかすれば、ワイルドカードのチャンスもゼロになるエンゼルスだけど、ニュースになる機会はまだまだありそうだ。
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