大谷翔平が二刀流でMVPに輝く期待以上の大活躍。ロサンゼルス・エンゼルスのチームメート、マイク・トラウトとの対決というちょっとマンガチックなラストシーンで日本代表が3大会ぶり3度目の頂点に立った、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。 大谷のほか、ダルビッシュ有、ラーズ・ヌートバー、吉田正尚、残念ながら負傷のため辞退したが鈴木誠也。計5人のメジャーリーガーが、侍JAPANに加わっていた。 WBCでの濃密な7試合は記憶にまだ新しいけど、各選手がそれぞれのチーム
このノリと視点、面白い。執筆や編集、けっこう楽しかったろうな…とも想像した『5文字で四字熟語』―― いくつか立ち寄った書店では子供向けのコーナーに置かれていたけれど、そうじゃないシマでも売っていいんじゃなかろうかと思う一冊だ。 個人的にいちばんうなずき、いまの自分の心持ちに当てはまる(?)かと思えたのは―― 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)。 最後に掲載された一所懸命(いっしょけんめい)を表す「5文字」もまたよかった。
ひとごと? この人、カントクだよな。どうしてこんな他人事(ひとごと)みたいな顔をしてられるんだろう―― 野球好きといっても"ただなんとなく"なレベルにすぎなかった中学3年生にはそう見えた。 巨人と西武が初めて対戦した1983(昭和58)年の日本シリーズ。西武が2勝3敗と王手をかけられて迎えた、本拠地西武球場での第6戦だった。 西武1点リードで迎えた9回表2アウト一・二塁、中畑清が完投勝利目前だった杉本正から右中間を破る三塁打を放ち、試合をひっくり返した巨人が日本一
イチローが「一番搾り」のCMに出ていたこと、そのあとプレモル、そしてスーパードライにも… なんてことをブツブツ言って気にしてたのに、松坂大輔と斎藤佑樹という甲子園優勝投手2人によるCMができていたのは知らなかった。 ちょっとばかり切ない雰囲気も感じるものの、互いにホッとした表情で静かに、うまそうにビールを飲みながら語り合う光景―― いいな。
カレーライスを食べるときはこんなことを思い出すけど―― 同じくらい好きなラーメンを食べるときにも、頭をよぎることがる。 20年近く前の一時期、大好きでよく通っていた職場近くの店でのこと。ほぼ毎回、昼どきの混みあう時間帯が過ぎた2時くらいに行っていたので、店主が雑談につきあってくれることが多かった。 あるとき、私は気になっちゃうのでそうしてるんですけど…と話してくれた小さなこだわり(?)が、チャーシューはあらかじめ切り分けておかず、客に出す直前、盛りつけるときに盛
家から遠くて、決して行きやすいともいえず、約半分の時間で行ける羽田空港発着の定期便が飛ぶようになってからも、海外(ラスベガスがいちばん多かった…)へは、なぜか成田空港から出発するのが好きだった。 いちばん早く行けるのは、横浜からJR成田エクスプレスの利用。神奈川県内の自宅から横浜駅までの時間をプラスして合計2時間ちょっと、いちばん所要時間は短かったが、いちばん電車賃がかさむ手段でもあった。 特急料金のかからないエアポート成田、西日暮里や押上などから京成線、あるいは空
「億」なんて高額じゃなくていいんだ、イチバンじゃなくてもいいんだ、ニバンだって十分なんだ、そこまで高望みしてないんだ…と欲がないフリをしても、当たらない。残念だ ^^;
初めて購入したのは、1981年の4月号――具志堅用高がペドロ・フローレスとの14度目の防衛戦に敗れた試合をトップで報じる号――だったと記憶している(この当時はたしか毎月20日の発売で、すこしあとに15日発売に変更されたんだったか)。 その後30年ほど買い続けた『ボクシング・マガジン』…諸事情あって置き場所に困るようになり、泣く泣く大半を処分。見たり読んだりする機会を減らしてしまった。 で、先月報道されたとおり、きょう発売の7月号誌上で、次の8月号を最後に休刊すると公
アメリカの専門誌『The RING』が選定するPFP――Pound For Poundランキングのトップに立った、"Monster"井上尚弥。 隔世の感というか、こういう話のなかに日本人選手の名前が出ることじたい、想像もできなかった頃から見ている者にとっては、驚き、感嘆、畏敬という言葉が浮かんでくるばかり。 そのなかでもトップにランクされる日がくるなんて… まだ選考に携わる人の全員が推した"ユナニマス・デシジョン"ではないようだけれども、遠からず、たぶん、きっと
打っても抑えられず、抑えたら打てず、この展開でもダメ!? なゲーム etc. etc. etc. 痛い敗戦がつづくこと、なんと14… あした、大谷翔平が先発登板のリアル二刀流で止まることを祈るばかり。
きのうのモンスターブローを思い返し、感慨に耽る。 年内にもう1試合…2試合できなくもない? なるべく多く見たい。
井上は、井上尚弥はスゴかった。 さすがに「触れさせず」というわけにはいかなかったものの、前回の「ドラマ」と言われたようないい試合にはさせない、予告通りの圧倒ぶり… モンスターによる痛烈な返り討ち、記憶に残るTKOだった。
あした6月7日、“モンスター”井上尚弥とノニト・ドネアが闘う。 2019年11月7日以来およそ2年半ぶり、2度目の対戦だ。 40歳目前ながらトップ戦線に踏みとどまっている"フィリピーノ・フラッシュ"は不気味で、その強打はもちろん侮れない。初戦以降の対戦相手にレベル差があることも気にならないわけではないものの、やはり井上尚弥の勝利を予想するのが妥当なところだろう。 キャッチフレーズ「Drama in Saitama 2」を引き合いに出してそうコメントしていたが、決
やっと来られた、極私的パワースポット…
出馬した9日の大統領選挙には惜しくも敗れたが、フィリピンの国民的英雄であるマニー・パッキャオが、来日しているそうだ。 あした22日には栃木県で、自身が率いる「マニー・パッキャオ ファンデーション」による、日本初開催のチャリティイベントに参加―― 栃木シティのホームスタジアム「CITY FOOTBALL STATION」で行われるチャリティマラソンや、スペシャルライブにも参加するようだ。 行けないけど、行ってみたい……
積んでおかず、もっと早く読むんだった―― 川崎憲次郎、森野将彦、福留孝介、吉見一起、和田一浩 etc. etc. 主力選手はもちろん、編成や裏方の視点、家族とのやりとり etc. etc. その分厚さに気圧されていたわけではないんだけれども、いま読み進めている『嫌われた監督』がおもしろい。 積んどいちゃいけない本だった…。