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ドラマにはならない!?

 あした6月7日、“モンスター”井上尚弥とノニト・ドネアが闘う。

 2019年11月7日以来およそ2年半ぶり、2度目の対戦だ。

 40歳目前ながらトップ戦線に踏みとどまっている"フィリピーノ・フラッシュ"は不気味で、その強打はもちろん侮れない。初戦以降の対戦相手にレベル差があることも気にならないわけではないものの、やはり井上尚弥の勝利を予想するのが妥当なところだろう。

今回はドラマにはならない。
一方的に、触れさせずに終わる
―――

 キャッチフレーズ「Drama in Saitama 2」を引き合いに出してそうコメントしていたが、決して過信や慢心に聞こえないくらいの凄みと充実ぶりがうかがえる。

 前回の1ラウンドを見て抱いた「そんなに長くはならないか…」という予感のまま展開し、おそらくアクシデントはなく、遅くとも5〜6ラウンドあたりまでには決着するように思えるが、どんな試合になるか。

 井上はバンタム級リミット118ポンド(53.5キロ)、ドネアは117ポンド3/4(53.4キロ)で、公式計量は一発パス。

 ドラマになってもならなくても、Opening Bell….. 試合開始のゴングが待ち遠しい。


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