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お城を築く

今の自宅のいいところは、ささやかながらも自分の部屋があるところだ。

前の自宅は夫の書斎はあったものの、私の部屋はなかった。夫婦共用の寝室に、私の本棚を置き、寝室のクローゼットには私のお洋服をかけていた。(夫のお洋服は夫の書斎のクローゼットにあった)

ゴミ箱と置き時計と加湿器とサイドテーブルとソファベッドとMacBookをこの家に越してきて新調した。それらは全て自分の部屋にある。小さくても、お気に入りのものに囲まれた、私のお城。ああ、とっても嬉しいな。
私の部屋は居心地がいいらしく、私が部屋でくつろいでいると、夫もお菓子やジュースを持っていそいそとやってきて、ソファベッドでくつろぎ始める。
夫の部屋は雑然としているからねぇ。

今年中に本棚が買えたらいいなーと思っている。本棚からはみ出している本は床にジャンル別に並べられている。

本も「もう読み返すことはないだろうなー」ってものは宅配買取に出すし、お洋服も着ることのなくなったものはセカンドストリートに持っていく。だけど、自分の部屋はもので溢れている。スッキリした暮らしをしたいなーとは思うけど、自分でコツコツ集めたものに囲まれる暮らしも悪くない。

この前、大阪に行ったときにスタバで大阪限定のスノードームが売られていた。スノードームの中にはたこ焼きが入っていた。「これ欲しい!」となった。しかしタンブラーも買ってスノードームも買ったら予算オーバーで、泣く泣くスノードームは諦めた。サイドテーブルに飾っていたら可愛いだろうなぁと今でも少し残念に思っている。メルカリで探してみるかな。

実家にいるときはなんとも思ってなかった自分の部屋。
夫婦ふたり暮らしになって、失ったときは「仕方ないか」と諦めたが、今手に入って嬉しい。居心地をよくして、飾り付けて楽しい部屋にしたい。

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