レモンの積み込みが完了した。
まもなく出港するアルゴ号の甲板上で、アッシュの視線の先には。

「勇者クワンダ。これが序の口なのは、よくご存知でしょう」

心に残る、道化人形の壊れ際の言葉。

「クワンダさん、あなたは一体…?」
「俺はただの助っ人、傭兵だ。この世界ではな」
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