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巻き込みがタスク分担になってる問題

世の中にはアイデアが溢れまくっていて。

極論ではあるけど、どんなアイデアを持っているのか?よりも、そのアイデアをどう実現するかの方が重要だったりする。

なのでアイデアマンよりも、アイデア転がすマンになれた方が良い。

アイデア転がすマンは、一人でコロコロしているわけではなく。大体いつも誰かとキャッチボールしながらアイデアの実現に向かって転がしまくっている。

と言うわけで、まずはキャッチボールできる相手を探すのだけど、全然知らない人とはできないので、信頼できる人を探すことからはじめる。

つまり、せっかくのアイデアも信頼関係があるかどうかで、膨らむのか、埋もれていくのか、が決まっているのだ。

✳︎

「巻き込み力を身に付けろ」なんてことを言われると思考停止に陥る。

巻き込みってなんなのだろうか...
なんとなくご迷惑をおかけしてしまう響きがある...
よくわかんけど、誰かと一緒にやれってことか...

みたいな感覚ではないだろうか?

とりあえず周囲の人にボールを投げてみたりするけど、信頼関係が無いばかりに相手が上手く捕球できなかったりする。これではキャッチボールが成り立たない。

だんだん投げた相手に対して申し訳なってくるので遠慮が生まれる。次に、細かなリクエストを送ってしまい、タスクベースの役割分担が発生する。

この状態になってしまうと、アイデアがあったとしても1×1にしかならない。

"巻き込み" と言うのはタスク分担になってしまうと意味がないのだ。

こうならないためにも、普段から信頼関係を築いていくことが大事になる。

信頼と言うのは、お互いの強さだけでなく、弱さも理解しあえる関係性でなければ意味がない。

あの人は社歴が長いから巻き込み力がある。とかではなく、信頼関係を大事にしているのだ。

※この文章は社内向けに書いたものです。

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