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『BackpackFESTA2023東京 に参加してきた!』

 こんにちは。dotのたけです。
先日dotのコミュニティメンバーと参加した「旅」を広める会社TABIPPOさんが
主催する「BackpackFESTA2023東京」に参加させていただきました。
本イベントは今年度大阪、福岡、東京と3会場で開催されましたが、その中の東京会場に参加をさせていただきました。

本イベントは全国から旅好きの学生が集まる日本最大級のイベントとなっています。そちらの様子をご紹介しながらそのイベントに参加して感じた魅力を自分視点で掘り下げていきたいと思います。最後までご覧いただけると嬉しいです。

そもそもTABIPPOとは?

 TABIPPOさんは「旅」を広める会社として、世界一周のひとり旅を経験した
旅好きなメンバーの方々が、世界中を旅する魅力を若者に伝えたいという想いで、2010年に設立されました。

4年後の2014年には株式会社となり、旅を軸として事業を多角展開しています。
旅がもたらす価値を信じてやまない TABIPPOさんの創業の思いやこれからのビジョンについて知ることができると思いますので詳細は以下のリンクからご覧ください。

 TABIPPOさんには学生支部というものが存在しています。TABIPPO学生支部は、旅が好きな学生やこれから旅をしてみたいと思っている学生の皆さんが所属する団体です。およそ9ヶ月の活動期間の中、約350人の仲間たちと旅をしたり、旅について勉強したり、旅自体の魅力を伝えるイベントを開催したりしています。

本記事で取り上げさせていただく日本最大級の旅の魅力を伝える祭典「BackpackFESTA」も全て学生だけで企画・運営を行っています。
学生支部の詳細を知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

BackpackFESTA2023とは?

 今回dotが参加させていただいたBackpackFESTAは、TABIPPOさんが大切にしている理念を体感することができるイベントとなっています。旅に興味がある若者が一堂に会して旅の魅力は何かを語り合う日本最大級の旅イベントです。

今回のテーマは「明日旅に出る」。イベントは大阪、福岡、東京と3会場で開催されました。TABIPPOの名前は、「旅」に「一歩」踏み出してほしいという想いが由来になっています。TABIPPOを創業したメンバーの皆さんは世界を旅をしてきたとのことですが、旅をすることになったきっかけは本当に些細なものであり、一歩踏み出すきっかけさえあれば、旅する人は増えるはずという想いからTABIPPO(旅×一歩)と名付けたそうです。

このイベントではまさに参加をした方々が一歩を踏み出すきっかけを創出していたように感じました。
イベントのコンテンツとして、世界を旅した著名人によるトークライブや、世界一周を夢見る若者のプレゼンテーション、旅行のアイテムが手に入る豪華抽選会など、参加者があらゆる視点から旅について考えを深めることができるコンテンツがありました。
「旅で世界をもっと素敵に」という株式会社TABIPPOのビジョンのもと、このイベントは今回で13回目の開催を迎えました。

イベントの詳細をご覧になりたい方はこちらからご覧ください。

BackpackFESTA2023の当日の様子

 前述した通り今年度のBackpackFESTAは大阪、福岡、東京の3会場で開催されましたがその中の東京会場に参加させていただきました。
東京会場のテーマは、「東南アジア〜私たちが見たホンモノ〜」です。
昨年の夏にTABIPPOの多くの学生スタッフが東南アジアを旅したそうで、現地に足を踏み入れたから、旅をしたからこそ知ることのできた東南アジアをこのイベントでは体現していました。

イベントのコンテンツはロビーコンテンツと舞台コンテンツという二つが用意され、あらゆるコンテンツを通して東南アジアや旅について参加者が学びを深めることができる機会が創出されました。

ロビー内のオブジェ
ロビーの様子

ロビーコンテンツの様子紹介

 ロビーコンテンツで特に印象的だったブースを三つほど紹介したいと思います。
ここで取り上げたブース以外にもさまざまなブースが出店していましたがその中でも今回のテーマである東南アジアと旅について考えを深めることができたブースにフォーカスをしてお伝えしたいと思います。

三つとも多様な視点から参加者がこれまでに東南アジアに行ったことがあろうとなかろうと東南アジアに興味を持つとができるコンテンツであったように思います。

①アジアンスパイス屋台

 一つ目に紹介するブースははアジアンスパイス屋台。こちらのブースでは実際に現地の料理で使われているスパイスが並ぶ屋台となっています。
現地に行かないとわからない感覚の一つが嗅覚であると考えて創出されたこのブースでは東南アジアの特徴である独特なスパイスについて体感することができました。

多数の香辛料が並べられているのを見て、世の中にはまだ自分が知らないたくさんの香辛料があることを実感することが出来ました。
ブースを担当されている学生スタッフの方とお話をすることも出来、実際にその方が東南アジアを訪れた際のエピソードやその方視点の香辛料の魅力を知ることができました。

旅をするとこのような普段自分が考えもしなかった事柄について考える機会があると思うのですがこのブースを通してそのことを疑似体験できたように感じました。

②あなたの旅は𓏸𓏸タイプ?!~東南アジア編~


 
二つ目に紹介するブースはあなたの旅は𓏸𓏸タイプ?!~東南アジア編~です。
このブースでは、東南アジアに実際に行ってみたい気持ちはあるが、どこへ行ったらいいかわからない参加者に向けて全部で5つの質問に答えるだけで、自分に合う東南アジアの旅先を知ることができます。

東南アジアと行っても気候や人々の生活スタイル、宗教など国によってさまざまであることを5つの質問を通して実感できたともに、学生スタッフの方が5個の質問以外にもその人にあった東南アジアの国をおすすめすべく深掘りをしてくれるのも印象的でした。

これまでに学校の授業などで東南アジアについて座学では学んでいた自分ですが、実際に訪れた学生スタッフの方からの東南アジアに関するお話を通して本当のことは自分で現地に行って体感してみないと分からないこと、旅をすることの重要性を実感する機会となりました。

③クイズ大会みんなでDON!

 最後に紹介するブースはクイズ大会みんなでDON!。ここで開催されていたのは、参加者同士で東南アジアに関するクイズに回答をして交流できるチーム戦のクイズ大会です。

参加者同士で交流をできるのも魅力ですが、やはりライトな形で東南アジアに興味を持つきっかけを創出していることがこのブース最大の魅力ではないかと思います。
紹介をした三つのコンテンツ以外にも協賛団体や協賛企業の方々のブースなども多数あり、東南アジアを肌で体感できるコンテンツ内容になっていました。
 
 ロビーコンテンツ全体を通して感じたのは東南アジアや旅について興味を持つという目標に対して多様なアプローチで向き合うことができるのだということです。多数あるブースの中で参加者が行ってみたいブースを回ることができ、各ブースには旅、東南アジアに熱狂している方が参加者に真摯に向き合い対応してくれる空間があります。改めて今回のテーマである東南アジア、旅について学びたい人にとってはこれほど恵まれた空間はないのではないかと思いました。

舞台コンテンツの紹介

 舞台コンテンツでは実際にこれまでに世界一周などの旅をしてきた方のトークやこれから世界一周をしたいと考えている学生のプレゼンテーションなどロビーコンテンツとはまた違った視点で来場者が旅と向き合える機会を創出していました。
中でも魅力的だと感じたコンテンツを全部で三つご紹介したいと思います。

①ゲストトーク(喜多川泰さん)

 東京会場トークゲストとして、喜多川泰さんという国内累計100万部を超えるベストセラー作家の方が登壇してくださいました。
特に印象的だった言葉は『人生を笑って旅しよう』というお話です。

旅というものを難しく捉えがちな人に向けて、旅と人生の共通点を伝えて下さることで旅というものがいかに自分の人生を豊かにするかということを伝えてくれました。このコンテンツを通して旅とは何か?旅が人生に与える影響は何かを考えさせられた人も多くいたのではないかと思います。

お話を聞いていて自分が感じたことは、旅は自分のこれまでの既成概念を壊してくれる装置として機能するのではないかということです。具体的には日本において良くないとされていることが他の国ではむしろ良いこととされていたりします。
旅をすることで自分の中のこうあらねばならないという当たり前が崩壊して自分が生きたいような生活を送るきっかけを作ることができるのではないかと思いました。人生はもっと楽しく生きることができる、それには旅をすることが一つのソリューションになりうるのではないかとお話を聞いていて感じました。

喜多川さんの書籍の中に『ライフトラベラー 人生の旅人』という書籍がありますがその中でも「ほとんどすべてが〈自由〉な〈不自由な旅〉」というものが提案されています。
用意された飛行機、ホテル、食事、買いものをする時間や場所まで全部用意され、場合によっては通訳のガイドまでついた、ストレスのない快適な旅には、不自由はないかもしれないけど、自由もないということが書かれています。
むしろできるだけ旅に持っていく荷物や用意を少なくして自分の頭で考えて行動をすることを旅を通して行うことで本当の自由が手に入るのではないかということが書かれています。

「ほとんどすべてが〈自由〉な〈不自由な旅〉」もまさに旅というものの価値を根底から疑い自分の中の当たり前を壊す作業と通じるものがあるのではないかと思いました。
喜多川さんの書籍が気になる方は以下から詳細をご覧ください。


②世界一周の夢を叶えるコンテスト DREAM ファイナル

https://dream.tabippo.net/

 二つ目のコンテンツは世界一周の夢を叶えるコンテスト DREAM ファイナル。BackpackFESTA2023で開催を終えていた大阪会場、福岡会場でのセミファイナルプレゼンを勝ち抜いた4名のファイナリストによる世界一周航空券をかけたプレゼンテーションです。

来場者がファイナリスト4名のプレゼンテーションを聞いてぜひこの人に世界一周に行ってきてほしいと思った人に投票をするような企画となっています。
ファイナリストとして登壇するのは、来場者と同じ同世代の若者たちです。ファイナリストのプレゼンテーションで語られるのは世界一周をなぜしたいのかという想いについてです。

それを聞いた来場者も自分だったらどうプレゼンテーションをするだろう、世界一周の価値とは何か、自分にとって旅とは?などあらゆる視点で自分ごとで向き合う機会にもなっていたように感じました。
最終的にはファイナリストの一人髙澤共生さんが最優秀賞を受賞をすることが決定して世界一周航空券を手に入れました。

このコンテンツを通してこのイベントに参加した人の熱量の高まりを感じたと共に自分も何か挑戦したいというような気持ちにさせられるようなコンテンツでした。


③豪華景品が当たる抽選会 たびっくじ

 最後に紹介するコンテンツは、旅に関する景品が当たる大抽選会たびっくじです。イベントに参加するだけで往復航空券をはじめとする豪華景品がもらえるという夢のようなコンテンツで、オーストラリア航空券や、キャンピングカーレンタル券、海外旅行で使えるクーポンなど旅をするのに活用できるあらゆる景品がもらえる企画となりました。まさにTABIPPOさんの掲げている理念が体現されているようなコンテンツ内容でした。

来場者の中には旅をこれまでたくさんしてきた人も多くいると思いますが、中にはまだあまり旅をしたことがなくどこから一歩を踏み出せばいいのか分からない人も多くいたように感じます。

TABIPPOさんの創業の想いに旅をすることのきっかけは本当に些細で一歩でいい、それを踏み出すことができれば自分の世界がもっと面白くなるという思いが込められていますが、来場者の中には実際にオーストラリア旅行券が当たった、海外旅行のクーポンが当たったなどの声を聞くことができ、まさに参加をした人に対して旅に一歩踏み出すきっかけを提供しているように感じました。
会場が一体となってもしかしたら小さな一歩を踏み出せるのではないかと考える機会になったことで例え景品が当たらなくてもどのように旅をスタートさせるべきか考えさせられたのではないかと思います。

まとめ

 今回のイベントに参加してみて個人的に感じたことを最後にお伝えしたいと思います。このイベントで感じた魅力は数えきれないほどありましたが、一つ挙げるとするとやはり旅というものが持つ魅力を再発見することが出来たことに集約されるのではないかと思います。

ロビーコンテンツでは参加者が東南アジア、旅に興味を持つきっかけを作る試みがあらゆる観点からされていました。
参加者に旅をするべきだというようなべき論で語るのではなく、あくまで参加者が主体的に旅と向き合うことができる機会を創出していたように感じます。

舞台コンテンツでは旅にすでに熱狂をしている同世代やゲストの方のお話を聞くことができて、さらに参加者が旅について興味を持つきっかけを創出していたように思います。

旅というものが自分にとってどのような意味を持つのか真剣に楽しくクリエティブに考えられる貴重な機会となりました。

 最後になりましたが、今回のイベントを主催してくださったTABIPPOの学生支部の新メンバーを募集しているそうです。期間は6月末まで。
以下のリンクから応募できるので興味ある方はぜひご覧ください。


ではまた次回の記事でお会いしましょう。