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近視になる本当の理由を考えてみる

テレビでは、スマホの見すぎ、紫外線をあびないことが、近視の原因だってことですが、テレビにはなかなか出ない情報もあります。

腸内細菌と近視

名古屋大学などの研究で腸内細菌叢の変化が近視と相関があることが発表されていて、また腸内細菌叢の改善によって、近視を抑制できることを見出しています。

近視以外の目の疾患と腸内細菌叢との関係も研究が出ています。

こういう研究は画期的ですが「理解されにくい」ので、なかなかテレビにでません。

コンタクトと近視

割と眼鏡やさんなら気づいていることだと思うのですが、コンタクトレンズを装用している人は近視が進行しやすいです。コンタクトをはずしてすぐに近視度数を測ると近視が強く出ることが多いのです。

しばらく目を休めてからもう一度測ると、近視度数が下がることがあります。

つまり、本来はそこまで強い近視でもないのに近視が進んだといわれ、度の強いコンタクトレンズに変えられてしまうのです。

こういう情報は、スポンサーなどの関係もあるのでしょうか、あるある話なのになかなかテレビにはでません。

なお、コンタクトの乗せる角膜は、単なる透明な膜ではなくて、

入口として受け取った情報で脳や全身に影響しています。

マスカラをやめたらドライアイがなおった人がいます。

他にドライアイの人は眼球や腸の細菌叢の関係や崩れが指摘されています。

豆球と近視

1999年にNatureという雑誌に「生後2歳までの睡眠時照明の点灯が近視化を助長する」という報告が出ました。

日本でもその報告を検討する調査を行ったグループがあるのですが、その調査の結果、豆球や明るい電球で寝ている小学生は、統計学的に有意に近視でした。

同時に、親のコンタクトや眼鏡装用とは相関しなかったそうです。

こういう研究は、薬やサービスの商品化にはつながりにくいので、あまりテレビのような表舞台にはでません。

でもね、脳って夜に成長します。目も脳なので夜の状態で変化していると思うのですが、近視って何時頃に一番進行するのでしょうか?


それで結局


近視抑制のためには

紫外線を浴びて=自然にあそんで

近くを見すぎず=自然に生活して

腸を綺麗に保ち=自然にたべて

目周辺に異物をよせず=自然なものを身に着け

夜は暗くして寝る=自然な夜の暗さで早寝する

というなんというかある意味当たり前のことです。

近視の本当の理由はわかんねーし、失明につながるような近視は別として、近視自体が悪者にされていることに非常に大きな違和感を持っていますが、

テレビに出ている情報は、一般受けがよく、かつ誰かのお金になるような情報です、基本。という見方ではひねくれていますか?

ちなみに、視力が1.0とかの遠くがよく見える眼鏡をかけたままで長時間のパソコンとかスマホは、近視になるからではなくて、本当に目にも身体にも負担が大きくて、すぐにやめて欲しいことです。

視力がいい人ほど


眼鏡が必要な時代になっています!!

↑これも眼鏡屋が儲かる情報ですが(笑)

コロナになって、目の不調などで緊急の相談をお受けしたのは、遠視とか視力1.0以上の「目が良い」人たちでしたので、真面目にお願いします。

書き忘れた、最後に電磁波の近視への影響も見逃せません。

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