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気疲れが絶えないあなたへ

【ラジオ文字起こし】
みなさまこんにちは。マインドフルネスセラピストの三嶋かよです。
この番組は、あなたの奥で眠っている本来の美しさを見つけるための「心のクレンジング」ラジオです。

前回の放送で「気づき」について少し触れたので、今日はもう少し深く掘り下げてみたいと思います。

私がマインドフルネスに出会って、そして瞑想を続けて、たくさんの変化があったんですが、その中の一つに「思考パターン」からの脱出・・・があります。

私たちは、自我が芽生えてから、特に幼少期の経験が、物事の捉え方の癖、思考パターン、思考の癖を形成すると言われていますが、私はどちらかというと、物事をネガティブに捉えがちな傾向があって、過剰に謙虚に振舞う癖があったんです。

「こんな私がスミマセん・・・」みたいな。いつも心のどこかで「自分の至らなさ」みたいなものが根底にあって「自分がどうしたいか」よりも、相手のニーズを先読みしてそれに応えようとしてしまう・・・

相手の顔色を伺ったり、気分を害さないように、この場が丸く収まるように、要は空気を読んで、常に気を使ってしまう。

相手のニーズを先読みする時、マインドは過去や未来に囚われています。
完全に想像の世界でストーリーが展開されているんです。
「過去の経験を材料に、未来を予測して」自分が悪く思われないように、拒否されないように、結果的に自分が傷つかないように」防御しているわけです。

コミュニケーションの中で、私の先読み行為が、良いように働くことももちろんあります。特に人間関係だったり、仕事の進行をスムーズにしたり・・・

でも、空気を読むことは、どちらかというとポジティブに思われがちですが、相手のニーズや、その場のムードに合わせてばかりいると、自分を後回しにしているので、心にストレスがかかっているんです。

会社員時代、しょっ中心身のバランスを崩して、病院に通ったり、長期の休暇をとったりして、なんとか感とか誤魔化しごまかし、やっていたのですが、マインドフルネスに出会って、ストレスの原因は、周りの環境や人間関係ではなく、私の思考のパターンであることに気づきました。

この気づきは、かなり大きなギフトだったなと思います。

記憶を辿ってみると、かなり小さい頃から気を遣う子供だったので、ずいぶん長い間、この思考パターンで生きてきたので、今でもたまに、顔を出しますが、「あ、あの思考サイクルに入っているな」と気づけるようになったので、自分に無駄なストレス与えることがかなり減りました。

今自分がどんなモードにあるのか、過去や未来に囚われて心に波がおこっていることに気づく。今に気づく事で、過剰なストレスから自分を開放してあげることができます。

今回はマインドフルネスにおける「気づき」についてお話ししてみました。

それでは、今日もマインドフルな1日をお過ごしください。

inner temple
三嶋かよ
マインドフルネス瞑想講師
シンギングボウル・サウンドセラピスト


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