見出し画像

優れた美的感覚でサンクチュアリ(聖域)を作り出す人【賜物図鑑】

賜物(才能・個性・強み・ギフテッド)のシンボル化

Kentoが提供中の個別面談メニュー
「使命段階レポート」「賜物解読」にて
お話を伺い、解き明かしてお届けした、

来談者さんの本質的な個性や
魂(1人の個としての心の本質)、
天与の才能や特別な資質(賜物)を
図鑑形式で紹介させていただいています。

Symbol of Giftedness
【遊牧民の伝統移動式住居Yurt(ユルタ・ユルト)】

なにもない所に、
優れた美的感覚を詰め込んだ空間を
創り出す資質

<キーワード>

  • 無から有を創り出す

  • 審美眼

  • デザイン

  • テリトリーの構築

  • 安全安心の居心地

  • 内と外で選別

  • 自己実現空間

  • 聖域/サンクチュアリ

<強み/活用の方法>

優れた審美眼と感性による世界観で、
物質・精神の両面で美と調和と安全安心の
聖域空間を構築する強み。

草原に住処を建てるが如く、
裁量さえあればどこでも発動する。

<弱み/活かせない時>

自由に創造性を発揮できない人間関係は✕。
横槍を入れられると
十分に世界観の表現ができない。

無駄・無秩序・不協和音など
不快刺激のストレスを人一倍感じやすい。

<解説/編集後記>

遊牧民の移動式住居といえば、
モンゴルのゲルや中国のパオを
聞いたことがあるかもしれません。

中央アジアのキルギスという国にも
遊牧民の人々の移動式住居があり、
これらはユルタやユルト
(以下、ユルタ)と呼ばれています。

キルギスの遊牧民の住居ユルタのように、
なにもない草原のド真ん中であろうと、
自身の美的センスを詰め込んだ空間を
生み出すことができてしまう。

Yurt(ユルタ・ユルト)の賜物は、
そんな天与の才能を示しています。

この感性をもってすれば、
空き家はモデルハウスに、
空きテナントは美術館やアトリエに
なってしまうような、
劇的BeforeAfterな強み。

いわゆる日常的な生活空間であっても、
そこに自身の美的感覚やセンスを取り入れ、
物質的にも精神的にも、
身も心も居心地のよいテリトリーを
構築してしまえるのです。

美的感覚やセンスと言うと、
すごく曖昧な表現のようにも思えるので、
一例を紐解いてみましょう。

この資質の美的感覚やセンス。
それは例えば、
内と外を区別する二極化の視点。
調和を推し測ることができる、バランス感覚。
全体から異物を発見する洞察力。
世界のあちこちから真善美なる物を
見て触れてきた経験などで構成されています。

そして、ただ美しいとか
芸術的なだけではありません。

遊牧民にとって、夜の草原は
危険な場所でもありますから、
住居による安全確保は必須。

芸術的だけど使いにくいような
奇をてらった刺激的な美と調和でなく、
空間に安全安心をもたらすことも
大前提としています。

この天与の才能を賜物として活かすなら、
住環境や家庭環境づくり、DIY、
インテリアなどが絶好の機会でしょう。

それ以外にも、例えばカフェやホテル、
アトリエやギャラリーなど、
空間そのものが価値を生み出す場で
働く場合も、発揮することができます。

あるいは、
ホームページやブログのデザインなど、
取り扱うプロダクト(商品や製品)は
形ある物や物質的な空間にとどまりません。

自己実現を、
空間で具現化して表現する資質。

この人の自分らしさは
手がけた空間に表れている、
と言ってよいでしょう。

また、この資質の持ち主の
世界観が洗練されていくと、
必要最小限に選別し、無駄を削ぎ落とし、
シンプルに合理化するプロセスにも
長けていきます。

実際、移動式の住居のユルタは、
移動・運搬・組み立て・解体を
前提としていて、
広さも資材も限られていますから、

どこであっても、同じクオリティを
再現できなければ意味がありません。

そうした特徴をも、
まるっとトレースしている
ギフテッドです。

このように、誰でも真似できるわけではない
創造的な強み・資質なのですが、
弱みも存在します。

それは、美的感覚やセンスが
裏目に出てしまう場合。

感性や観点が違うために、
多くの人々が何も気にならずに
スルーしてしまうような
空間の不協和音、無駄なもの、無秩序など
異物への違和感を捉えやすいです。

もちろん、不潔さや不調和も論外でしょう。

それらの情報が、どうしても五感を通して
入ってきてしまいます。

気になって仕方がないので、
結果として、不快な刺激となって
人一倍ストレスを感じやすく、

「なぜみんなは気にならないのか」が
むしろ気になって仕方がなく、
疲れて参ってしまうことがあります。

あるいは、理解できない周囲の人から
「繊細な人」「こだわりが強い」「気難しい」
などの、浅はかなレッテルを貼られてしまう
かもしれません。

日常生活で誰にも理解してもらえなければ、
「私の感覚が間違っているのかな…」と、
自信を失ってしまうかもしれません。

この天与の才能を持つ人が、
自己否定や異物感のストレスを
溜め込みすぎてしまうと、
自我や自己肯定感を守るために、

物を徹底的に処分したり、
人間関係をリセットしたり、
あるいは距離を置いて離れたりと、
極端に潔癖や、排他的な方向に
走ってしまう恐れがあります。

これは、
自己の感覚を取り戻そうとするための
防衛行動のような反応です。

また、自身の世界観・価値観が
出来上がっていないうちは、
自らが創り出す空間に調和がとれず、

自分の部屋や住処、職場など、
手掛けた空間に、
誰よりも自分自身が一番不満を覚える
…かもしれません。

妥協はできない。
だけど、目指すビジョンを他の誰も表現できない。

表現できなければ、誰かの目にも止まらず、
理解してももらえない。
ああ、もどかしい。

自身の感性が面倒くさいことは、
この資質の持ち主である
本人が一番よくわかっています。
妥協できれば、どんなにラクだっただろうと。

そのような産みの苦しみ、
葛藤を経験するからこそ、
それでも創りたい空間に妥協しないからこそ、
自己の感性を研ぎ澄ませることに余念がなく、

物質的にだけでなく
精神的にも安全安心で、
喜びにあふれるテリトリーを
創り出すことができるのかもしれません。

そうして創り出された聖域空間は、
その素晴らしさを理解できる感性をもった、
波長が合う人々を引き付けます。

空間を表現すればするほど、
聖域のエネルギーに感化された
気の合う人たちが集まりやすく
人間関係も調和がとれていくことでしょう。

居場所を構築する天与の才能。
移動式住居ユルタのシンボルの
解説でした。

これまでに見つかった賜物はInstagramでもご覧になれます

あなたの賜物を解読します・人生相談承ります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?