「大人になったら何者かになれると思ってたんだ」
好きなバンドが活動休止するので
つい昨日最後のライブに行ってきた
このnoteはその記録
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曲間のMCで
「大人になったら何者かになれると思ってたんだ」
この前の25歳の誕生日に死のうとしたけど死ねなかった、そう言っていた
私もついこの前25歳になったから
なんだか自分自身と重ねてしまった
けど、何者にもなれないことをわかって生きる地獄は知っているものの、死のうとするほど辛くはないから共感するのも失礼かと思った
けどそんなこと知る由もないだろうから
結局分かるなぁって、曲を聴きながら泣いた
私も社会人になってから
何者かになれる人と何者にもなれない自分との対比で苦しむようになった
そろそろ辛いから、これからの数年はなりたい自分を実現する期間じゃなくて、何者にもなれない現実(自分)を受け入れる期間なのかな、とも思い始めた
こんなこと言ったら、これまで私の背中を叩いてくれていた友人達が悲しむなぁ〜なんて少し思ったりして
そんなこと考えていたらライブ中さらに泣いてしまった
そもそも何者かになれるようなスペックがないわけで、何者かになれると思うこと自体が間違いなんだろうけれど
何故か何者かになりたいと思ってしまうわけで
歳をとったら、30歳になったら
そのままの自分を受け入れられるようになるのだろうか
23、24、25歳って見ているこの地獄が終わるならもうなんだっていいな
好きなバンドが活動再開するまでに
私も地獄から抜け出せますように