読書家じゃないけど本が好き
正和堂書店に行った話を書いてるときに浮かんだこと。
やってみたいことは公言するといいらしいので書いてみました。
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正和堂書店の帰り、小学生の頃よく行っていた地元の本屋を思い出した。
母がスーパーで買い物をしている間、時間をつぶすために見てまわったり、友達と文房具や「ちゃお」を買いに行ったり、とてもお世話になった。
「本屋がすき」という感情が芽生えたのはたぶんこの頃だと思う。
本棚に並ぶたくさんの本を眺めてると、まだ知らない本がこんなにたくさんあることにわくわくするし、本に囲まれてるとなぜか落ちつく。
私にとって本屋さんは、美術館みたいな感覚なのかもしれない。本は絵画で、絵を眺めるように本を見てまわるのが楽しい。
本屋はすきなのに読書家なわけじゃないのが自分でも謎なところ。
たぶん私は「本そのもの」が好きなんだろうな。
ふだん本を買うとき、あらすじはもちろんだけど表紙に惹かれたものを選ぶことが多い。
本の表紙は内容をもとにデザインされてるはずだから、表紙に惹かれたならその人にとって読んで損はない本だと思う。
それで結局なにが言いたいのかというと、書店以外の場所に本の売り場を作ったりする「ブックディレクション」をやってみたい。
もしお気に入りのカフェに、カフェの雰囲気に合ったすてきな表紙の本を見かけたら思わず手にとってしまうはず。
少し読んでみて、その本が気になったら「本屋さんに寄って帰ろう」となるかもしれない。
そして「ここに来たら好みの本と出会えるかも」と、またカフェを訪れたくなるかもしれない。
そういう幸せな循環を生む仕事をしてみたいな~と妄想しながらこれを書いてみました。
おわり
最後まで読んでくださってありがとうございます!