みなし看護師(仮)を擁立する話
10月になりましたね。消費税増税もいよいよ幕開けとなりまして、さっそくスタバのお姉さんも"え~っと、店内でお召し上がりの場合が..8%です!"と、しどろもどろながら案内をしてくれました。
なんだかんだ来なくてもいい制定日はすっとやってきて、嫌々ながら受け入れざるを得ない環境に適応してしまっている自分の受け流し人生に改めて気づき、これではいかんのだともがき出す。
それは今、本職として身を置いている看護師という働き方に対しても思っていることなのでそれについて。
専門職とは言っても結局は。
職場が変わればマニュアルも違うし、人間関係もイチから形成していかなければならないわけで、積み上げてきたキャリアのままで働けることは経験上ない。
したがってその多くは、働きやすさを求めていながらも、キャリアを積んできたその環境に身を置くしかないという考えに落ち着いてそこで働き続けているという選択をせざるを得ないのではないだろうか。
看護師1年目の新卒の段階で明確に、ここで看護をしたい!と突き詰めて考えられた新卒看護師はさぞ優秀だと思う。しかし、お礼奉公の風潮も変わらずあるなかで、就職先の選択の自由は100%ではないはずだ。それ故に、看護学生の頃に思い描いていた時のなりたい看護師像とはかけ離れた現実がここにある。
それでも"専門職"だからという誇りやプライド
それを決定づけるのが国家資格、という肩書きがいい意味にも悪い意味でも影響している。要するに、一定のふるい(国家試験)にかけられた上で与えられた職業なのだから全うしようと思うのは当然と言えば当然かもしれない。けれど思い描いていた看護師像になれていない今、このまま定年まで看護師を勤めあげることは難しいと感じている。そう、体力的にも精神的にも。
自分も含めて周りは子育て世代の看護師が多く、妊娠を機に退職という選択した知り合いもいる。俗に言う潜在看護師問題。
生き残る看護・生き残るナース 参考文献:月刊「看護」連載記事アーカイブより
さらには、准看護師から正看護師への進学に関しても准看護師の臨床経験10年から7年に引き下がったものの進学率がすこぶる上がった印象はない。
現場において、緻密に准看護師と正看護師の業務内容がはっきりくっきり分かれていないことが進学率に反映されているように思う。
実際には、准看護師を採用する病院自体が少なくなっていて、正看護師になっても【既存の職場で働き続けること】が条件で進学を支援する体制を取るところも少なくない。そのため仕事内容が変わらないのであれば進学するメリットもない、という相関性だろうと想定している。(詳しい方いらっしゃれば教えてください。)
潜在看護師や准看護師の問題も踏まえて、もっとも看護師として輝いて働くことのできるであろう逸材を紹介したい。
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