Getting Things Doneが僕の仕事術の基本だった。
GTD(Getting Things Done) はデビッド・アレンさんの提唱する仕事術の1つです。私が初めて知ったのはかれこれ15年以上前かもしれません。
当時は経営者ということもあり、やることは多岐にわたっていました。頭の中は常にやらねばならないことでいっぱいで私の小さな脳みそではオーバーフローすることもしばしばでした。30歳前後という年齢もあったのかもしれませんが例に漏れず私もビジネス書を読み漁ったりしてもがいていました。「LifeHack」なんていう言葉が流行ったりして、さまざまな仕事術に興味を持ち始めた頃でもありました。
そんな時に知ったのが「はじめてのGTD ストレスフリーの整理」デビッド・アレン著 でした。
具体的なやり方などはたくさんの本も出ていますし、サイトもありますのでそちらにお任せ致しますが、私にとってはやらなければならないことを「タスク」という名前をつけて処理していくというシステム自体が目から鱗でした。タスクをリストとカレンダーなどに分類し、実行するという基本的な考えを身につけることができました。私の頭は整理され、外部メモリーとしてGTDを使用するようになりました。
書籍も改版を重ねるたびに購入し、同じ本が4冊もあったりします(笑)。
GTDで特に気に入っていたのは
インボックスゼロ
現在は推奨されないという考えもありますが、私は基本的に今でもこの管理方法が好きです。2分以内に終わるものはすぐやる
手元に仕事(タスク)を残さない。この考え方は好きでした。とにかくボール(タスク)はすぐに投げ返すようにしていました。
の2点でした。今でも仕事の対応の基本になっています。
自分のやることの見通しが立つという意味では非常にストレスフリーな状況に持っていくことができるツールだといまだに感じています。
GTDでは使用するツールは明確に定めていないので、A4コピー用紙とペンでもPCとアプリでもなんでも良いことになっています。文房具も大好きな私はアナログから始めましたが、これもまた私にとっては踏み込みやすいやり方でした。
ロディアメモで管理するGTD+R
これはオレンジ色のロディアのメモ帳を使用してGTDを行う方法です。ロディアは愛用していましたので最初はこれでGTDを実行していました。今でもロディアメモは持ち歩いています。短期記憶が怪しい私の外部メモリーです。
Omnifocus
次第に書いたメモが増えてきたり、落として無くしたりし始めるとPCで管理するかなと考え始めOmnifocusというアプリケーションを使い始めました。macでしか使用できないアプリです。当時はiPhoneも普及し始めていたのも大きな理由だったと思います。デスクではmacで移動時はiPhoneでというスタイルで現在まで使用しています。とにかくInboxに放り込んでおくことと、プロジェクトの管理に関しては私にとって最適なツールです。
PoIC
「Pile of Index Cards」の略で情報カードと呼ばれる小さな紙のカードに書き込んで生産性を向上する方法です。GTDとは少し違いますが、頭の中を書き出してカードに収集するというものでした。万年筆を使いたかった私は情報カードを買い求め、万年筆で一生懸命書いたりしていました。
タスクシュート
大橋悦夫さんという方が提唱されているエクセルでタスクを管理するシステムです。ライフログという方が近いかもしれません。たまたま出席したセミナーで知ったタスク管理術でした。macユーザーだった私はエクセルのマクロで動作するタスクシュートが使用できず、自分でFilemakerに移植して今も使用していたりします。2016年くらいからのログがずっと残っています。
現在も開発、フォローが続いていてnoteでもたくさんの投稿を見ることができます。
仕事術は一つ何かあればいいのだと思いますが、次から次へとさまざまな方法が出てきます。私も色々迷走しましたが、現在はタスクシュートとGTDで10年以上回しています。Inboxのツールとしては持ち歩いているロディアメモ。プロジェクト管理としてOmnifocus。日々のタスク実行とロギングはタスクシュートといった感じでしょうか。
仕事術もまた楽しい話です。いろんな人の仕事術をまたnoteで読めるといいなと思います。
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