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「売上高1人1億円」の会社が掲げるビジョン・ミッション・バリューに込めた想いとは?

イングリウッドは2005年の創業以来、EC販売、ECコンサル、デジタルマーケティング、AIシステム開発、人材プラットフォームと順調に事業を積み上げながら継続成長をし、16期連続の増収という結果を出しています。

タイトル通りですが、現在(2020年10月時点)社員数150人で前期16期は150億円超を売り上げています。少人数で高い収益性を生み出しているため、あるメディアからは「筋肉質な組織」と表現いただきました。

そんな「筋肉質な組織」であるイングリウッドには、メンバー一同大切にしているビジョン・ミッション・バリュー(以下、VMV)があります。

いったいどのような思いが込められているのか。イングリウッドのCHROを務める上河原に話を聞いてみました。

図1

イングリウッドが柔軟に変化し続けるために「ありたい姿」を表したビジョン

上河原:
イングリウッドのビジョンは「OMOにより商品とユーザーの関係をデジタルで滑らかにする」です。

時代の変化に合わせてビジョンもどんどん変えていくべきだと私は考えています。

その前提があるなかで、今掲げるビジョンは現時点から直近5年先の世の中に対して「企業としてあるべき姿」を表しています。様々なチャレンジをする中でも、「企業の持っている強み」と「市場の成長性」の掛け算を意識して入れ込んでいます。

イングリウッドの得意領域のECの話に寄りますが、いま「オンライン」という言葉が当たり前のように使われ、オンライン転換期として注目されています。とは言ったものの日本のEC化はまだ7%ほどです。90%以上はオフラインです。移り変わりのこのタイミングで両方を攻めない理由はないと考えています。

例えば、商品の購買は「お店に行って試着して買う」だけでありませんよね。試着した後、一度お店を出て、電車に乗って、家に帰って、サイトで調べて、再度検討して買う。などいろいろな行動のパターンがあります。この行動パターンをオフライン・オンラインのデータで組み合わせることで、良い商品を最も良いタイミングで手に取ってもらう世界ができれば、クライアントもユーザーも幸せな世界になります。

このような世界の中で存在感を出していきたい。こういう世界をイングリウッドが第一人者として切り拓いていきたい。それをビジョンに表しています。いつまでも最先端で挑戦する会社でいるという気持ちも込めています。

スライド2

これぞイングリウッドの源流。果たすべき使命、存在意義を表すミッション

上河原:
ミッションは「商品を売る最強の集団であり続けること」です。
これがイングリウッドの魂と言っていいかもしれません。

一番大切で難しいことは「あり続けること」だと思っています。

ではどうやって「あり続ける」か。それはクライアントやユーザーに「あなたが必要だ」と言ってもらうために、期待値を超え続けることだと思います。

購買のデータを見つめなおす、数字から出てくる意味・事象・仮説に向き合い、PDCAを回す。そこに個々のスキルやプロフェショナルさを組み合わせ、圧倒的スピードで結果を出す。そして、関係値構築を行う。そのために、トレンドや世の中の変化をしっかりと理解し、活かす。

その時代に「合う」「ちょっと先を行く」をやり続けなければ期待値を超え続けることはできません。

それを最前線で覚悟をもって、存在価値を出す。
これがいつまでも変わらない我々の使命であり、誇りです。

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組織の約束ゴト。大切にしたい価値観・日々行動する上での支えとなるバリュー

上河原:バリューは3つあります。

① 周りのヒトの幸せに貢献します
② プロフェッショナルとして、価値創造の責任を持ちます
③ よりよい未来を切り拓く主体者であります


それぞれ簡単にまとめると、

① 周りのヒトの幸せに貢献します
周りのヒトとは、顧客・社員・家族・株主などステークホルダーの皆様を指しています。自分たちよがりにならずに、自分たちの行動が社会的な意義も含めて「周りの誰かの役に立っているかどうか」を常に考えています。

② プロフェッショナルとして、価値創造の責任を持ちます
プロとは「相手の期待値を超える価値を創造・提供し、対価を得ること」だと思います。企業態でも個人でも最大限のスキル・取り組み姿勢を発揮することで対価として報酬をいただいています。その意識を徹底的に持ち、相手から必要とされ、存在価値を出し続けることが大切だと考えています。

③ よりよい未来を切り拓く主体者であります
時代がどんどん変わる中で、過去の成功例がそのまま未来にも当てはまるとは限りません。未来に対して、もっとよくするにはどうするべきかを考え、体現することがイングリウッドとしての使命だと思っています。誰かのために、みんなのために、豊かな世界を作っていきたいです。


ビジョン・ミッションがあるうえで、バリューが機能すると考えているので、点ではなく線の言葉としてイングリウッドメンバー一同はVMVを捉えています。

スライド3

最後に

イングリウッド広報チームとしても、VMVはただの飾り言葉ではいけないと思っています。

会社が、チームが、個人が、なぜイングリウッドに集まり日々活動しているのかを表現するもの。まさに経営における羅針盤として掲げるもの。それがVMVだと思います。

そのことを忘れずに日々存在価値を出し続けてまいります。

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