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ヒマラヤの王国ブータンを巡る。〜スタディツアー〜

こんばんわ🌔 2023年がはじまって、2週間が過ぎようとしていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

今日、パスポートの更新がおわり、新しいパスポートを手に入れました。

前回は5年前、初めての海外旅行でブータンに渡航するために取得しました。

もう5年も経つのかと時の過ぎるはやさに驚きました。

そんなことを考えていると、旅行記を今までまとめていなかったことに気づき、この度 書くことにしました。

期間は、2018年の2月21日から3月1日まで。

初めての海外だったということもあり、ショックが大きかったです。

今考えてみると、まさに"カルチャーショック"

自分が今まで浸かっていた世界の捉え方が根本から壊れてしまう。

まったく別のマインドセットで、動いている国があるということをまざまざと思い知りました。

これが当時19歳の自分が感じたブータンの旅をふりかえった簡単な感想です。

ブータンはチベット文化圏の一部で、チベット仏教を国の宗教としているのは、世界でブータンだけです。

今回は旅行時に撮った写真とともにふりかえってゆきたいと思います。

バンコクからインド:グワハティまでの空路                          

初めての海外旅行は、ヒマラヤの王国が目的地。
羽田空港からタイのバンコクへ、バンコクからインドのグワハティへ、目的地が近づくたびに胸の高鳴りを感じていました。

アッサム州の茶畑
茶畑②

牛や荷車が交錯する混沌とした街の喧騒を抜けると、そこにはまっすぐな道と一面に広がるインドの茶畑。

インド アッサム州 謎の壁絵

茶畑を駆け抜け、ブータン国境に近づくなか現れたのは、謎の壁絵。
よく見てみると、チベット仏教の仏画のようです。チベット文化圏が間近にせまってきている予感。⛰

インド⇒ブータン 陸路の国境門

この旅は、ブータン旅行ではマイナーな陸路での入国。ブータンでは南に隣接するインドとの国境門が4箇所あります。

サムツェ、プンツォリン、ゲレフ、そしてサムドゥロップ・ジョンカール(サムドゥプ・ジョンカル)の4か所。

この門は、サムドゥロップ・ジョンカールの街です。
4箇所のうち、1番東側に位置しています。

国境の門というのを初めてみたので、とても不思議な感覚でした。なにせ日本は周囲を海に囲まれているから。。

国境の門 事務所

入国手続きをしていると、扉から姿が見えたのはガイドのペマ・ギャルポさん。

今か今かと私たちの到着を待っていてくださったよう。

お世話になります。。

国境の街 サムドゥロップ・ジョンカールのホテル
友人と泊まった赤い部屋


国境の街、サムドゥロップ・ジョンカールのホテルに泊まりました。ホテル全体にレモングラスのいい香りがして、The・異国✨を感じました。

ホテル前にあるマニ車
マニ車(マニぐるま、摩尼車)とは、仏の「身口意」の象徴のうち、「口の象徴」を回転する筒に収納した仏具。輪蔵、転経器(てんきょうき)とも訳す。
Wikipedia

マニ車は、一回転すると、1度お経を唱えたことになると言われる仏具です。

マニ車

周りの装飾もあざやかな色彩。

地域のNGOによるワークショップ

地域のNGO   SJI(samdrup jongkhar initiative)

ブータンの国民総幸福量(GNH)の開発理念を、地域モデルとして、草の根レベルで実行に移すための地域密着型の組織です。

ワークショップでは、環境活動やコミュニティについてのお話を聴きました。細かい内容は忘れました(笑)

農園を見学

私は 国境の県サムドゥロップ・ジョンカール県とその先のペマ・ガッツェル県を訪れたのですが、この農園はどっちだったかよく分かりませんでした💧

道中、立ち寄った民家


子供たち、このとき手紙を互いに交換しました✉️笑顔が3人ともほんとにかわいかった。

永遠と続く崖っぷちロード
剥き出しの岩肌道を歩く人たち


バスのタイヤは、崖っぷちギリギリを走ります。そして岩崩れでバスが通行止めになることは、日女茶飯事🍵

ブータンの市場
市場その2


野菜などの農作物を中心に多くのものが並んでいました。どれも新鮮そうにみえました。

隣で小さな男の子を桶で水浴びさせているお母さんも。。お風呂の代わりなのかもしれません。

トウガラシが天日干しされていて、1面真っ赤になってました。🌶🌶🌶

ブータンの少女たち@ペマガッツェル県の街から

ペマガッツェル県の街で出会った日本でいう中学生くらいの少女たち。

みんな民族衣装が綺麗でした。✨

集会所での昼食


素手で食す🖐🏻

バナナの葉を使った皿の上に乗っていたのは、野菜と芋の煮物と赤米、ゆで卵、チャイ。

人生初の素手での食事。異文化を体験する1番の近道なんじゃないかな。

そして、この赤米のごはんと野菜が見た目以上に激辛でした。私は友人と意地になって全部食べ切りました(笑)

他のみんなは残してましたけど。。

窓から見えるのはダルシン(祈祷旗)
ダルシン拡大図

この祈祷旗は、風にひと揺れすると、1度お経を唱えたことになるという旗です。

マニ車の一回転すると、お経を唱えたことなるというのと同じ考えなのかなと思います。

旗をよく見るとお経がチベット文字で書かれています。⚐゙

遊ぶ女性たち①
あそぶ女性たち②

これは、初めてみたとき、とても新鮮でした。的を目掛けて何かを投げてチーム対抗の遊びをしているようです。

だれかが1回投げるとみんなで歌を歌い、踊り。

最高に美味しかったランチ✨🍽

ブータンの食事はほとんどバイキング形式。好きなものを好きなだけ取り分けられます。

辛そうなものは1口だけとってみて味見を。。


シードバンク(種子の貯蔵庫)を兼ねるお寺


種子の保存のためブータンには各地にシードバンクが存在しています。

ここはお寺の中の貯蔵庫でした。📿

訪れたなかで1番立派だったお寺
お寺の中

お寺のなかは、とても彩やかに。水玉のカーテンがかわいい。。

お寺で出会った家族

みんなとても素敵な笑顔でした☺
ブータンの人のほほえみが好きなんです。

お寺の屋上

国旗をはじめ、色々な旗がはためいていました。なんの旗なのか気になります。

ペマ・ガッツェル県の峠

最終目的地、チモン村は目前。見晴らしの良い峠で一休み。五色の祈祷旗が綺麗でした。

眼下に広がるはチモン村

ホームステイ先のチモン村が見えてきました。わくわくどきどきがピークでした♪

どんな人が待っているのだろう。どんな出会いがあるのだろう。


村人の歓迎


薄い霧がかかるなか、暖かく出迎えてくれたのはチモン村の人々。

とにかくみんなパワフルで元気いっぱい。
村のお母さんはキャリーケースをひょいと持ち上げるとズンズンと運んでいきます。

弓矢を見せてくれた青年
短剣まで持っていた

弓矢や短剣を携行しているという青年。
ジブリ映画のもののけ姫に出てくるアシタカを思い出しました。✨
こんな世界があるなんて、世界ってなんてワンダーランドΣ( ˙꒳​˙  )

綺麗なお母さん?と娘さん

姉妹かなと思うほど若いお母さん(たぶん)と娘さんの家に泊めていただきました。

2人とも美しい✨

ガイドのウゲンさん
ウゲンさん②

夜の宴で、弦楽器を披露してくれたガイドのウゲンさん。
音色も素晴らしかったです。

チモン村の子供たち

笑顔が素敵な子供たち。今頃大きくなってるかな💭

復活した綿花栽培

インドからの輸入綿花に依存していましたが、ここ数年で長らく途絶えていた栽培が復活した模様。

100%オーガニックコットン💭

収穫した綿花を綿繰機で紡ぐ。

みんな慣れた手つきでギコギコ紡いでいます。
音も図もとても新鮮

私はこのとき、感動して目が潤んでました(笑)

草木染めをする村の女性

とっても綺麗な藍色に染まるんです。🧵

織りの工程


綿花の栽培から収穫、糸つむぎ、染め、織りまで全てチモン村で行われます。

そして、民族衣装は完全に自給されている。。
生活の自立は衣服から…

野原と祈祷旗

風に揺れる旗を眺めながらひとやすみ。。😴

チモン村小学校の朝礼

ブータンの小学校では、朝に朝礼を行います。そこでは国歌を歌ったり、瞑想の時間がとられたりします。

小学生たちの演し物

小学生とは思えないとても堂々とした歌や踊り。感動しました。

最後にみんなで集合写真

緑の横断幕の右端あたりにいるのが筆者です(笑)みんなとてもいい笑顔。

ブータン出国

一同帰途に着く。
本当にお世話になりました。

たくさんの素敵な思い出をありがとう。

✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ 

ということで、ブータンの旅をふりかえってみました。ここまでみていただきありがとうございました✨🌖

これからもブータンのよさを広めていこうと思います😊

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