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noteクリエイターファイル #4 スープ作家・有賀薫さん


noteで活躍するクリエイターを紹介する「noteクリエイターファイル」。今回はスープの写真やレシピをnoteで発信している、スープ作家・有賀 薫さんをご紹介します。

有賀さんは家族のためにつくっていたスープの写真やレシピを、noteなどのSNSで発信し続け、仕事につなげていったそう。

「毎朝息子を起こすためにスープをつくっていました。つくり始めたらスープの奥深さと面白さにのめり込んでしまったんです。
スープは全世界どこにでもありますよね。身の回りにあるものを適当に切って鍋に放りこんで、水を入れて煮るとスープになる。外食っていうよりほっとするお家の味。お味噌汁が正にそうですが、家庭の数だけあるんです。その多様さがスープの最大の魅力だと思います。」

▲足し算のフレンチ、引き算の和食


朝スープを作って、撮影し、TwitterなどSNSに投稿。そんなふうにスープの写真を1年間発信し続け、スープ写真の展示会も開いた。この頃からスープを仕事にしたいと考えるようになった。

「スープの情報を発信するためのホームページが欲しかったのですが、イチからつくるのは大変そうだなぁと思っていた頃にnoteに出会いました。クリエイター専用というところに惹かれて、使い始めました。」

▲スープ・カレンダー2017年6月


実際に使ってみて、いかがでしたか?

「他のSNSも使っていたのですが、どうしても投稿が“流れてしまう”感覚がありました。一方noteは、表現するということに特化しており、作品を蓄積できます。他のユーザーとも良い意味で繋がりすぎておらず、やりとりに気をとられることなく、作品づくりに集中できるところが良いと思いました。
note公式でおすすめしてもらうだけでなく、ユーザー側にも自分のおすすめnoteを紹介している人がいて、そうした方たちを通じて自分の記事が広がっていったのは嬉しいですね。」

有賀さんも、オラシオさんakiko_saitoさんTamamiazumaさん桜林 直子(サクちゃん)さん水野仁輔さんなどのnoteをみているそう。
2016年には書籍化も果たしたが、今後やっていきたいことはあるのだろうか。

「食を軸にして、いろんな表現をしていきたいですね。写真や文章、絵やイベントなど多岐にわたって活動しているので、それらを組み合わせて、他の人にはできないような表現をしたいです。
noteでは、共同運営マガジン機能を使って、誰かと一緒に執筆してみたいですね。」


■有賀薫プロフィール
スープ作家、ライター、画家。
家族の朝食として作り始めたスープを毎朝撮影し続け、現在6年目。2016年3月レシピブック『365日のめざましスープ』を刊行。cakesにて『スープ・レッスン』を連載中
noteアカウント : https://note.mu/kaorun

▲365日のめざましスープ(有賀薫)

▲「cakes note night」で、スープをふるまう有賀薫さん

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