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5年越しのリベンジ、恋に落ちる音が聞こえた

高校2年生の頃、僕は同じクラスの女の子に恋をしました。

その人は、チア部で全国大会出場、成績優秀で、容姿端麗というまさに「高嶺の花」のような存在。

僕は、2年生の頃初めてその人と同じクラスになって、淡い恋心を抱いていました。

いや、正確には、「好きになりすぎないようにしよう」という自分なりの制限を設けていたという方が正しいのかもしれません。

ただ、その努力もむなしく、彼女の純粋無垢な笑顔にノックアウトされ、見事に好きになってしまったのでした。

当時の僕は彼女とほとんど喋ったこともなく、いってしまえば「一目惚れ」の状態。

そんなところから、彼女にアプローチを始めました。

ただ、当時、芋男子高校生だった僕にはチャンスがあるわけがなく…。

2年生の頃の彼女の心は野球部のキャプテンに奪われ、卒業の頃には成績優秀のおとなしめな男の子と仲良く帰路についているのを僕は見かけてしまいました。

この2年間の片想い中、僕は彼女に逆バレンタインをあげてみたり(2年生の2月)、彼女の誕生日にプレゼントを渡してみたり(3年生の10月)、可能性がないのにも関わらず何度もデートに誘ってみたり…。

3年生の12月頃には、指定校推薦の合格発表の時期に対面で告白もしました。

けれども、結果は言わずもがな。

今、あの人に会ったとしてもなんとも思いませんが、告白してフラれてしまった当時の僕は、これまでの人生で経験したことないほど落ち込んでいましたし、1週間は毎晩のように枕を濡らしていました。

これが、あっけなく散った僕の初恋の思い出です。

あの人と初めて会ったとき、「これが恋に落ちるということなのか」と実感したのを鮮明に覚えています。

そして、それから約5年が経った今、恋に落ちてしまいそうになっている僕がいます。

その相手は、ESFPちゃん。(ESFP=エンターテイナー)

僕のnoteを結構読んでくださっている方なら、もしかしたら「ああ、結局あの子ね」と思われているかもしれません。

ESFPちゃんと僕の関係性といえば、簡単に言えば、バイト先で出会った友達。

天真爛漫な性格で愛嬌の塊。

容姿は、IVEのウォニョンちゃんや、高校生の頃の芦田愛菜ちゃんのような、いわゆるカワイイ系の顔立ち。

MBTIは、今はESFP(エンターテイナー)らしいんですが、過去にはENFP(広報運動家)が出たこともあるそうで、ここからも分かるとおりモテるタイプです。

そんなESFPちゃんですが、表向きでは彼氏はいない設定なんです。

ただ、実際は違って、同じバイト先の遊び人気質がある1個下の後輩と付き合っているみたい。

本人からこのことをカミングアウトされたのは3ヶ月ほど前の飲みの場でのこと。

僕とESFPちゃんを含む男女2:2の飲み会です。

このことを知ったとき、僕はあまりにショックすぎて、思わず涙が溢れてきてしまいました。

それも、よりによってESFPちゃん含む女の子2人の目の前で。

背景として、ESFPちゃんが恋愛で病み散らかしてるみたいな話がその前にありまして、

それからのカミングアウトだったので、2人には「ESFPちゃんが可哀想すぎて…」みたいな感じで濁しました。

でも実際は「ESFPちゃんに彼氏がいたんだ」という衝撃と「そんな人となんで付き合ってるの?」という疑問と「ああ、あいつに負けたんだ」という喪失感が一気に押し寄せてきた感じだった気がします。

当時、僕には2年9ヶ月付き合っていた彼女がいたんですが、今考えてみれば、この頃にはすでに、心はESFPちゃんの方になびいていたんだと思います。

ちょうどその頃にこんなnoteも出していますし。

僕の心が乱れだしたのもちょうどその時期からでした。

それまで付き合ってきた彼女との関係を続けるべきか、ESFPちゃんにアプローチするか。

結局僕は後者を選びました。

ただ、ESFPちゃんにアプローチするなら絶対に長期戦になる。

そして、この覚悟を決めきることができたのが、昨晩のことだったのです。

「あ、俺って、ESFPちゃんのことが好きなんだな」

と自分の気持ちに確信を持つことができました。

昨日、バイト先の同い年かつ同じ役職に就いている3人(自分、ESFPちゃん、ENFJくん)で集まってプライベートで遊んでいたんですが、

「やっぱり好きだ」「かわいい」

と思ってしまい、5年ぶりに恋に落ちる音が聞こえました。

状況は違えど、この感覚は5年前と似ています。

お恥ずかしながら、僕は、過去の恋愛の経験から「好きだということを自覚すると、途端にキモくなってしまう」という性質があります。

恐らくなんですが、今回もそうなってしまう可能性は大いにありえます。

この5年の間に、元カノとの3年にも及ぶ素敵な恋愛をさせてもらったり、交友関係を広げてきたりと、沢山の経験を積んできたと自負しています。

なので、5年前と比べれば少しは大人になれているんでしょうし、多少なりとも恋愛に対する余裕感は持ち合わせているはずなんです。

ただ、もうすでに危うい感じがあるのも事実…。

だから、この恋の予感を、この熱量のままで、いつまでもどこまでも持続させて行きたいなと考えているわけです。

もし、このまま僕がESFPちゃんのことをずっと好きでいて、僕の心が揺らがないのなら、ESFPちゃんが今付き合っている彼氏と別れるまで。

それまでは友達として付き合い続けたいと考えています。

ひとりの人間として向き合って、恋心を悟られないようにしたい。

今の僕の中の考えはこんな感じです。

ESFPちゃんと恋愛の話をしたりもするのですが、彼女は「友達から恋人」ができる人っぽいですし、今はそんなに焦る必要もないという事実があります。

正直言えば、今はそれにしがみついて心の平穏を保っているといった感じ。

それに、僕が以前投稿したnote「INFJ男性が恋愛で成功するための方法」に沿って恋愛を進めていけそうな気もするので、今のところはなんとかなりそうです。

ただ、そのためには、ESFPちゃんが別れたというサインを見逃してはいけないとも思っています。

個人的に、そのサインは何かの間違いがない限り察知できるという自信があるのですが、果たしてそれがいつ形となって出てくるのかが予想できず、悶々としています。

なので、いい意味で「期待しない」ようにしたいところ。

逆に、いつそのタイミングが来てもいいように、本気の自分磨きに徹しようと思っている所存でございます。

実は、このnoteの前半で触れた高校3年生の頃に味わった大失恋ですが、僕はフラれてから1ヶ月後、本気の自分磨きに徹する覚悟を決めました。

このとき僕が掲げたのは「未来の彼女のために」。

たしかに辛かった時期だったんですが、自分磨きしているうちに自分のことが好きになって、自信を持てるようになりました。

「いつの間にか」といえば嘘になりますが、そんな感じの勢いで、4月に元カノと出会い、2021年5月1日からお付き合いを始めたというわけです。

もうnoteには何度も書いていますが、今は自分磨きを頑張る時期でしかないと思っています。

何度も書いている理由としては、とにかく自分へ言い聞かせるため。

どうしても、恋愛テクニックや小手先のテクニックに走ろうとしがちですが、本音としては、もっともっとカッコイイ男になって、圧倒的に惚れてもらえる男になりたいんです。

今の僕は、良くも悪くも男らしさがまだちょっと足りない。

それは、振る舞い的なものもそうですが、もう少しガタイをよくしたいのです。

「自分磨きを頑張れるのは恋をしたときか、失恋したときか」というあるYoutuberさんが言っていたフレーズが頭に浮かんできます。

僕がこれから頑張ろうとしている「本気の自分磨き」。

キッカケは確かにESFPちゃんではありますが、今回掲げるテーマは、

「未来の結婚相手のために」

これにしようと思います。

5年前と大きく違うのは、

「未来の彼女」ではなく「未来の結婚相手」のために頑張るという点。

友達に言ったら馬鹿にされるかもしれませんが、次の恋愛で僕は結婚相手を見つけたいと結構本気で思っているので。

ESFPちゃんのために頑張る、みたいなテーマでも良かったんですが、そうすると恋心を自覚しすぎてしまうが故に、自分がキモくなりそうなのでやめておきました。

僕が理想とする恋愛観は、Youtuberの「田久保夏鈴(たくぼかりん)」さんだったり、「えいしとさなです。(えいさなカップル)」さんみたいな感じ。

平和な空気感がいつまでも流れているあの雰囲気が好きなんです。

なので、もし、ESFPちゃんがそのモードになってくれたのなら、僕はすぐにでも狙いに行こうと思っています。

ただ、僕が無理矢理に別れさせるような感じではなく、向こうがあくまで自然に別れたタイミングでガッと行きたいなんて考えています。

逆に、心の底から安定した関係を求めるようなモードになるまでは、告白し損になってしまう気がしてならないので、それまでは我慢。

「えいさなカップル」のえいしくんのマインドが素敵だなと思っていて、

「かっこよさを男は追求するもんやと思ったから」(上の動画の4:50〜が該当部分)

というフレーズを胸に刻み込んで、自分を磨き続けます。

実はこのnote、友達が働いているスタバに来て久しぶりにPCで作成しているのですが、

熱が入りすぎて、この時点でもう3700文字を超えています。

こうやって、

「自分の気持ちに本気で向き合う時間って本当に大事だな」

としみじみ感じる今日この頃。

ほぼ思ったことを垂れ流しているだけなんですが、この時間は何にも代えられないかけがいのない時間だな、と。

今日はこの辺にしておきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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