20年という歳月

マイスター・エックハルト。
彼の著作「神の慰めの書」を手に取ったのは約20年前だ。
その頃は、なんとなくフィーリングが合うという理由で買い、
パラパラと読むだけでした。その後はほとんど読まずに
本棚にしまっていた。
しかし、20年経った今。
ふと本棚から手に取り、読んでみると
その素晴らしさに感動した。あれ？こんなに良かったのか、、と。
20年前に良さが分からなかったものが、
色んな経験を経たことで少しは分かるようになる。
そんなことがあるのだと思う。
この年月は無駄じゃなかったと思った。
更に20年後に読んだら、
今度はどんな感想を抱くのだろうか。
非常に楽しみです。
年を取る楽しみ、というものがありますね。