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自選集

162
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2020年7月の記事一覧

まぼろしの虫

わたしの生気を吸って生きているまぼろしの虫 わたしの記憶の奥に潜み 内なる声を支配する い…

塵の旅人
4年前
7

明かり

川沿いを歩いてると見えてくる みんなの部屋の明かり ひとつひとつが生きてるあかし それを…

塵の旅人
4年前
2

一番近くにいるものは誰

ウィリアム・ブレイクの天国と地獄の結婚が頭をよぎる... 俺は無価値だ 俺に存在価値なんか…

塵の旅人
4年前
5

虐げられた王

心の中に、虐げられ続けてきた王がいる 私は彼を忘れていた しかし、最近その存在に気がつい…

塵の旅人
4年前
7

宮殿

瞑想とは、 心の中の宮殿へと至る道 喜びが空を横切った それは鳥だった 今日もまた 宮殿…

塵の旅人
4年前
5

石の説法

今朝、石が説法してきた... 悩めるゴミクズよ 君は甘いぞ 私はずっとここにいる 何千年も…

塵の旅人
4年前
3

畏怖が芽生えた時

最近、なにか自分の中に巨大なものが 存在している気がしてならない いや、というより巨大なものにこちらから触れているのか あちらから触れてもらっているのか 分からないけど 瞑想して、詩を書いて という風にルーティンでやってると 見えてくるものがあるというか なんか怖い 絵を描いている時にもそういう事があった ある意味、畏怖を覚える 何なのか分からないけど、 とにかく巨大で崇高なもの 永遠的で精霊じみたもの 目に見えないけど、それはたしかに 存在している いつも感じているわけでは

ある巨大なものからの交渉

巨大なものは言う 私のために死になさい、と 巨大なものは言う あなたは、あなた自身を明け渡…

塵の旅人
4年前
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