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2022年晩冬~早春〈春兆す深紅のインク一ダース〉など5句―『松の花』5月号「翠嶺集」掲載の俳句―

結社誌『松の花』の5月号にて、「翠嶺集」に掲載された俳句です。

残業の夜を寒柝(かんたく)通りけり

春兆す深紅のインク一ダース

ポケットに赤ペンの滲み二月尽

畑焼く日遠くの戦始まりぬ

春泥を持ち帰りたる足の跡

好きな句などあればコメントで教えてください^^

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