結婚したい。だけど…

社会人も3年目になった。大学院を卒業しているため、学部卒の同期は社会人5年目となる。するともうそろそろ結婚する同期が現れる。今年がちょうどピークなのか招待されたorされていないものを全て合わせ、聞いただけで6人結婚している。学生時代から付き合って結婚した人、社会人になってから付き合った人と結婚した人、いろんな人がいる。
僕は一昨年から既に婚活をなんとなくし始めている。とはいえマッチングアプリで色々やっている程度ではあるが、社会人になって数ヶ月経った程度のときに、
「自分のために生きるのはもう満足。誰かのために生きたい」
と思った。ここでいう誰かっていうのは養う人って意味じゃなくて、高め合えるパートナーと一緒に生きて、子育てをして…言葉としては難しいがそういう意味合い。残念ながら年収が500万あるかないかくらいで、都内で世帯を持つには厳しいとしか言えない。共働きは必須ではあるだろうが、自分のためのお金は最低限でいいくらいの気持ちでいる。

さて、それから1年半経ったわけだが、今のところ成果は芳しくない。この期間フルで活動していたわけではないし、一時期色々あって腐っていた時期もある。それを加味しても50%くらいは活動していたと言えるかもしれないが、ほとんど何も得られなかった。
なぜ何も得られないのか、ようやく原因がわかっだような気がする。それについて今回述べようと思う。

恋人→婚約者という大前提

いわゆる交際0日婚なるケースは存在する。しかし、おそらくそこまで数は多くない。多めに見積もっても全体の1割も満たないかもしれない。つまり、多くのケースでは付き合って彼氏彼女の期間を経て、結婚する。この彼氏彼女期間を前段階と略すことにするが、僕はこの前段階が非常に苦手である。
最初に断っておきたいが、決して自分の時間がとられるのが嫌というのではない。恋愛を面倒だと思うというアンケートの記事が過去にあったので、そちらを載せる。
一応ランキングで発表されているが、僕の理由はここの中に近いものはあるようで近くないような…そんな感じな気がする。
話が逸れてしまったが僕が苦手とする理由を以下に述べたいと思う。

出かけるのが苦手

まず僕は出かけるのが苦手だ。何か目的があって外に出るのは問題ない。運動部だったということもあり、スポーツをするためによく外出はしている。
ただデートで外に出るというのがすごく苦手。特に何も目的とせずぶらぶらするのが気疲れするし、めちゃくちゃ疲れる。人混みを歩くのも苦手だし、建物の出入りによる寒暖差の変化もきつい。

旅行が嫌い

出かけるのが苦手なのに付随する話だが、どこか遠くに行って観光するというのも苦手。そもそも旅行が嫌いなので、わざわざ高いお金を払って苦痛を味わいに行くという認識が自分の中に染み付いてしまっているので、誘われたら拒絶するレベルまである。

思い出作りが苦手

連続する話題になって申し訳ないが、どこかに行って何かをして楽しかった、という思い出作りも苦手。これは多分両親が原因な気がする。
両親はどちらとも思い出に執着のない方で、家族旅行で写真を撮るとか、昔のものを見直すとかそういうことを全くしなかった。だから僕もそれが染み付いてしまって、写真とか保存しないし、もらった色紙とかも不要だと思って捨ててしまう。

以上の理由を加味して結論づけると、以下の通りである。

普段はなるべく出かけない。旅行もしたくない。こんな僕と付き合ってくれますか?

はい、いるわけがない。
マッチングアプリをした経験から、女性の体感9割は旅行好きなような気がする。選べる立場ではないだろうが、この時点で僕は生理的に忌避してしまう。

じゃあ逆にどんなことをしたいのか、と言われると伝わるかはわからないが、

毎日のささやかなことをLINEとかで共有して、くだらないことで盛り上がりたい

これが真意だと思う。

正直、僕が今まで生きてきた環境ではこれは当たり前だった。
ただ上京していろんな人と会って思った。まめに返信する人が本当にごく少数であることをようやく思い知った。

例えば付き合ったとして、一日一往復くらいしか連絡がなかったとする。すると、定期的に会ったとしても、何を話せばいいのかわからないし、沈黙を避けようと変な気を遣ってしまう。そうすると、当たり前だが会うこと自体が苦痛になってしまい、会いたくなくなってしまう。

書きたいことを書き綴っていったが、自分の中の思いを吐き出すことはできたと思う。じゃあ僕はこれからどうすればいいのか…今のところなすすべはない。八方塞がりである。

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