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ユリユス・カルツァス氏 経歴紹介☆


ブログをご覧の皆さま、こんばんは☆

開催まで1ヶ月をきった特別公演に向けて着々と準備も進み、練習にも更に熱が入ってきました。

今回の公演ではリトアニアからユリユス・カルツァスさんに特別出演いただきますが、そもそもカルツァスさんって?という方もいらっしゃると思います。

そこで、今回はそんなカルツァスさんについて、ご紹介させていただきます♪



ユリユス・カルツァスさんは、現代リトアニアを代表する作曲家・指揮者そして指導者です。

1956年ヴィリニュスに生まれ、リトアニア国立 M. K. チュルリオニス芸術学校、ヴィリニュス音楽院、リトアニア音楽演劇アカデミーにて学びました。

1976年には、全国若手指揮者コンクールにて3位に輝き、またフランスのトゥールで開催された国際作曲家コンペティションでは、「Exultate Deo」で特別賞を受賞されました。

そして1982年以降およそ30年に渡り、リトアニア音楽アカデミーで教授等を勤め、指揮法、指導教授法、方法論、現代合唱音楽等を担当し後進の指導にあたりました。


指揮者としては、1980年に国立合唱団「ヴィリニュス」の合唱指揮者となり、2010年まで合唱芸術監督・首席指揮者をされていました。2011年からは、リトアニアの首都ヴィリニュスの男声合唱団「Varpas」の指揮者を2021年まで務め、そのほかにも女声合唱団、男声合唱団、混声合唱団、ヴォーカルアンサンブル、大聖堂合唱団等の指揮者をされています。

その演奏活動はリトアニアにとどまらず、デンマーク、ドイツ、ポーランド、スペイン、ラトビア、ベラルーシ、日本など数多くのコンサートを指揮しており、その数は約900回にのぼります。また、6枚のCDを録音されています。

そんなカルツァスさんは、親日家としても知られ、これまでに3度来日し、自作品の世界初演公演等を指揮されています。そして、リトアニア公演を行う日本人演奏家への援助も続けていらっしゃるそうです。


素晴らしい経歴をお持ちのカルツァスさんですが、ご本人はとても温和で優しい、愛に溢れた方です。ちょっとお茶目なところもあり、インフィニ☆の団員はみんなカルツァスさんが大好きです。

カルツァスさんの音楽は、リトアニアの伝統的な音楽的要素に加えて、クラシカルな情緒や現代的リズム、ジャズのような響きが散りばめられていて、とても美しく魅力的♬今回の公演は、カルツァスさんの音楽に生で触れられるとても貴重な機会です!

熱の籠もった素敵な指揮を、そして美しい作品の数々を、ぜひ会場にてご堪能下さい♪

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