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niko and...TOKYOのカフェで、ツナサラダ(ニコパン)と今日のスープ(大豆のコーンポタージュ)をいただき、徒然に書いてみました(※アナログ文字起こし)

こんにちは、エイです。

今回は前回書いた「PUFFZ」のあとに立ち寄った、「niko and...TOKYO」のカフェで書いた文を文字起こししてみることにしました。

「niko and...」は、アパレル、雑貨、インテリアなどを扱うブランドです。

アパレルショップの中で、私が唯一頻繁に利用しているお店でもあります。

そんな「niko and...」のカフェコーナーで書いた、レビューのような文章を文字起こしすることにしました。

前回同様、なぞの文章のクセが出ていること、ご容赦ください。

きちんとしたものは、はてなブログ版にて書き起こす予定です。


それでは、以下、書き起こした文章です。


niko and...TOKYOで書いた落書き文

niko and... TOKYO -niko and cafe-
ツナサラダ(サンド)
今日のスープ 大豆のコーンポタージュ 550円
(さっきのおやつは800円以上した。安い、安すぎる)

ツナサラダ(サンド)

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自分の小指ほどの高さもあるパンは、

やわらかくも、口の中で固まりまとまり、歯にくっつく。

懐かしい食感。

ツナは塩辛すぎず、玉ネギも食感が残りつつ、辛くはない。

何てことないと言えば それまでだが、不思議に美味い。

ツナの香りまで 鼻にぬけていく気がする。

暖かくもない。つめたくもない。生温いパン。

ところが、この素朴さが、懐かしさと安らぎをくれる。

特別、工夫、ひねり。そんなものはない。

ツナの酸っぱさも特別なものは感じない。

しかし、例えば包み紙の柄だとか、手拭き袋のデザインだとか。

店そのものの包み込むような雰囲気そのものが、

この何気ない食べ物を、優しく暖かく感じさせる。

飛んでいる羽虫すら店にとけこみ、

店の装飾の一部をなしている。

つぶさず、そっと送り出したくなる。

我々は 共存しているのだと、妙な絆さえ感じさせる。


スープ(コーンポタージュ)

アクリルごしには聞こえづらかったが、

「大豆を…」というフレーズが聞こえたので、

大豆を作ったコンポタージュらしい
(それは”コーン”ポタージュと言えるのだろうか は さておき)

匂いだけを嗅いでみる。

はて、青のりのような香りがしたのは、私の鼻が雨で馬鹿になっていたからやも知れぬ。

ぐいっと えいっと飲む。

紛れもなく、コーンポタージュだった。

やけどをしない、しかし暖かい、ほどよい温度。

雨に冷えた体を解き(生クリームのそれだろうか)、まったりとした口当たりが満足感をもたらす。

しかしスリーブは はたして必要だったろうか……。

ある種の装飾なのかもしれない。


店員の女性の招き入れる声と、ヒューマノイドの訴えが、代わる代わる聞こえる。

どちらもカン高いが、慣れてしまうと、何も聞こえないのが返ってさびしい。

ヒューマノイドの話す中国語は、日本語のときより自信なさげで、

優しく、やわらかく、優しい。

雨が降っている。

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この窓からみる雨は、エモーショナルで美しい


P.S
売り子の声響くゆえ、物読みには向かぬ


あとがき(?)

ヒューマノイド、なんて格好つけて書いてますが、要はPepper君のことです。

携帯販売店なんかで項垂れているのを見かけると、ちょっとかわいそうになる、白いロボットのあの子です。


niko and...TOKYOのカフェは、入り口のすぐ横にあります。

ちょうど「いらっしゃいませー」の呼び込みが、一番はっきり聞こえる場所なんです。

Pepper君も入り口近くに立っているので、一言一句はっきり聞き取れてしまいます。

「ユックリ シテイッテクダサイネー」という呼びかけが、最初は嬉しいんですけど、だんだん「あれ、ゆっくりさせる気ないですね?」と、面白くなってきちゃいます。

それもまた、いとおかし(「をかし」でしたっけ。古文は苦手です)。


文に書きしたためると、感じること全てが面白く感じられます。

「どうしてだろう?」という想像が膨らんで、愛おしさがこみ上げることも。

日常のちょっとした瞬間を文にしたためるのは、こういう面白さもあるのですね。

日記よりさぼりがちに、そして事細かに、大雑把に。

好き勝手に書き散らす分ほど、楽しいものはありません。

楽しい気持ちで書いた文は、読んだ誰かを幸せにすることもあるだろう、と信じて、この度はnoteに公開させていただくことにしました。


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