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沼津市民シンクタンクからのお知らせ 連続講座 参加者募集

静岡県公立大学法人 静岡県立大学主催  オンライン開催
沼津市民シンクタンク キックオフ連続講座(全4回)
「まちづくりってなんだっけ」

 沼津市民シンクタンクでは、2年前より社会運動基盤の市民活動をつくるプラットフォームを立ち上げるために学習会や話し合いを重ねてきました。
 今年度は、これから一緒に活動される方と同じ方向性をもって連帯し社会を変えるための学びとなるようキックオフ講座として「まちづくりってなんだっけ」をテーマに連続講座(全4回)をオンラインで開催します。
 私たち沼津市民シンクタンクは、誰もが安心して豊かに暮らし続けることができる持続可能な地域社会を目指し5つの使命を柱として活動します。
 1 グローバリゼーションへの対抗 ローカリズムへ(地域主権)
 2 コモンズの尊重
 3 市民による自治
 4 相互扶助のまちづくり
 5 持続的で助け合える経済沼津市民シンクタンク HP→https://thinknumazu.wordpress.com/

第1回講座 地域コミュニティをつくる 

日時:2022年2月1日(火曜日) 19時00分~21時00分 

 山梨県で女性起業を中心とする地域づくりに取り組む加藤香さんと長野県で福祉を中心とする地域づくりに取り組む福島明美さんからお話を伺います。
 私たちの考えるまちづくりってなんでしょう。立派なビルやフランチャイズのお店が立ち並び、無人走行のバスや車が行き交い、ネットでデリバリーした食宅・・・。
 誰かが安心して豊かに暮らすことは、誰かの犠牲になっていませんか?誰もが安心して豊かに暮らし続けることができる地域づくりを一緒に考えましょう。地域が元気になる取り組みを行っているお二人から、地域住民が主体的に協力しながら取り組むしくみや、持続可能な「地域づくり」のエッセンスについて伺います。
〇詳細
https://thinknumazu.wordpress.com/2022/01/13/kickoff/
〇申込フォーム

※第1回講座は終了しました。

第2回講座 民主主義を実装する

日時:2022年2月28日(月曜日) 19時00分~21時00分

 茨城県で住民投票実現に向けての取組みをされ、かつ、英国やアイルランドなどで広く実施されている抽選制市民議会の動向にも詳しい徳田太郎さん、欧米を中心にすでに実装されているデジタル民主主義を日本の自治体に実装するために若くして起業された栗本拓幸さんからお話を伺います。
 私たちが理想とするミュニシパリズムの中心地、バルセロナでは、地区ごとに地域住民の声を取りまとめて重層的に市の政策を形成をする「ストリート」発の民主主義と、オンライン上の意思決定を可能とするデジタル民主主義を合わせもちいて「市民のまち」をつくっています。
 徳田さんと栗本さんのお話を聞きながら、グローバリゼーションに対抗できる、ローカルに根差した民主主義をいかに実現するかについて、参加者の皆さんと思いを巡らしたいと思います。
〇詳細
https://thinknumazu.wordpress.com/2022/01/15/4/
〇申込フォーム
https://forms.gle/H9Dnus9tvHZrCAf98

第3回講座 協同の思想と地域

日時:2022年3月2日(水曜日) 19時00分~21時00分

 反グローバリズムを支える思想である協同の思想にとって、地域こそが展開の場であるという視点から、「協同の思想と地域」と題して、東京で出版にかかわる協同組合を営み、思想を東北という地域に生かす勉強会である羅須地人協会で活動する平山昇さんと、大阪・箕面市で、部落解放運動をルーツとするまちづくりに取り組んでいる北芝で若者支援に活躍する中村雄介さんをお招きして、お二人から、地域をキーワードに、協同の思想について学びます。
 読書家である平山さんには、資本主義に対抗する思想の源流としての連帯・協同の思想をご紹介いただき、この思想を適用する媒介としての地域の意味についてお話しいただき、中村さんには、北芝という被差別の歴史をもつ地域において、どのようにコミュニティ・オーガナイジングを含む連帯・協同の思想と運動が展開され、現在の動きに引き継がれているかをお話しいただきます。
〇詳細
https://thinknumazu.wordpress.com/2022/01/25/3-2/
〇申込フォーム
https://forms.gle/aWydtCUwciVLiCws8

第4回講座 ミュニシパリズムの理念を探る

日時:2022年3月18日(金曜日) 19時00分~21時00分

「ミュニシパリズム」と舌をかみそうな言葉を時々耳にします。その意味するところは、地域の困りごとは、地域で考え、地域で決めていこうとする政治のありようを指すそうです。現在、世界を覆っている考え方の主流である「新自由主義」に対抗するものとして注目されています。
 第4回では直接「ミニシュパリズム」について語るのではなく、そこにつながる思想(脱成長やフェミニズム)を語っていただくことで、地域のことは地域に暮らす人たちで考え、決めていくことの大切さを見出したいと思います。そこで、講師としてお二人をお招きします。
・ 中野佳裕さん: これまでの成長主義一辺倒のあり方を見直す「脱成長」という考え方を研究されています。
・堅田香緒里さん:知らず知らずのうちに取り込まれてしまっている「新自由主義」の怖さを対貧困政策やフェミニズムの観点から研究されています。
 お二人のお話を伺いながら、皆さんと一緒に私たちが目指そうとしている社会の姿を考えたいと思います。
〇詳細ご案内
https://thinknumazu.wordpress.com/2022/01/27/4-3/
〇申込フォーム
https://forms.gle/UBdNTvxJ8N911c1P8

◆コーディネーター
静岡県立大学国際関係学部教授 津富 宏

本講座は静岡県立大学令和3年度教員特別研究推進費の助成による講座です。
静岡県立大学HP→https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/events/20220201/ (外部リンクへ)

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