リーダーの役割

「リーダーって何だろう？」と考える。

リーダーとは、グループ、集団を代表、
指導、先導、統率する存在とある。

では、「どうやったら集団を
上手に先導、統率できるんだろう」
こんなことを考えてきた。

たとえば、権限を使って規則を作り、
罰で脅かしながら、あるべき道に導く。
こんなやり方もありである。

また、報酬や地位を与えることで、
やる気に火をつけて、動かす。
そんなやり方もありである。

でも、やっぱり「率先垂範」だ。
なんて感じで、自分がお手本になり、
集団をあるべき方向に
導くなんてやり方もありである。

でも、一番大事なリーダーの役割は、
独創性を使い、まだ見ぬ未来の絵を描き、
ばかにされても、笑われても、
それを表現し続けることだったんだ。

そして、一人一人共感者を増やしてゆく。
同じ未来を描きたい。
そんな人とつながってゆく。
これが、時代に変化を作る
「チェンジリーダー」ってヤツなんだ。

人格も、人柄も素晴らしい。
でも、何かが足りない。
そんな人は、未来を描くデザイン力が
足りないだけなんだ。

自分の中にある美しい未来の景色を、
文字にして、言葉にして、デザインにして、
音にして、アートにして、
誰しもが理解できるまで、
表現をやめちゃいけないんだ。

そうやって自分のビジョンを
表現して表現して自分を表現して生きると、
同じ未来を夢みる人と出逢ってゆくんだ。

リーダーって存在は、
自らの美しいビジョンを
世の中に、あらゆる方法で表現し続ける。

そんなアーティストのような
存在でなくっちゃ、結局は、
誰の心も動かせないし、誰かを導くことなんて
絶対にできないんだ。