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中高生向け経済学習会 第五、六回 「企業」

個別指導塾 Open mindの田中です。

当塾では、中高生むけに経済の学習会を行っておりその経過をnoteにて報告しています。

今回は第五、六回「企業」について学習を行いました。

実施日:2021年6月2日、9日

学習方法:
アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書(フォレスト出版)を用いて経済の用語を学ぶ。

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学習内容(キーワード)
・企業の目的
・起業家とは
・経営学とは何か
・融資と投資
・株式、株式会社
・貸借対照表、損益計算書

趣旨: 
企業とは何か、資金調達の方法や株式会社の仕組みを学習する。

学習内容:

・企業の目的は利益の最大化であることを理解し、起業家や新興企業の役割には雇用を創出するなどがある事を学習した。

・経営学とは

マネジメント「企業内部の従業員との関係」マーケティング「顧客との関係」経営戦略「競争相手との関係」ファイナンス「資金調達の方法、財務など」

の4点である事を学びました。

・融資と投資の違いを学びました。融資は必ず金利を上乗せして返す必要のある(B/L上の)負債であるのに対し投資で得た資金は純資産と捉える事を学びました。

・株式の仕組みと株式会社

株式や配当について理解しました。株式会社は誰が所有していると考えるかという問いに対しては受講生が皆株主と回答しました。

トヨタの株主比率を参考にグループ会社内で株を持ち合うなどをして批判的な株主を経営に参画しないように処置を講ずるなどを理解しました。

・貸借対照表、損益計算書

企業の成績表でもある、貸借対照表や損益計算書の簡単な見方を学習しました。

これが読めるようになると企業経営がどのように行われているか参考にできるということが分かりました。

・日本電産永守会長の運営する京都先端科学大学の紹介

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF051BB0V00C21A4000000/

 日本電産・永守氏「偏差値主義、間違い」運営大学入学式

永守氏曰く、今後社会で必要とされる人材は率先的、専門性、生産的な人材であるとして同大学の入学式で語っています。

このような活動や学習を通じて高校や大学の進路を偏差値以外の観点からも選択できるようになればと思います。

今回はここまでです。


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